おせちを作らない今の40代主婦の真実!? - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

野平 史彦
株式会社野平都市建築研究所 代表取締役
千葉県
建築家
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おせちを作らない今の40代主婦の真実!?

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野平史彦の言いたい放題”家族論” 家族の”だんらん”はどこへ行った!?
02−3:おせちを作らない今の40代主婦の真実!?

また、うちの奥さんが面白い話しを仕入れてきた。

うちの奥さんはまだ40代なので、近所のおよそ40代の奥様達の話しである。

 そろそろ年の瀬に入り、今の奥さんは「御節(おせち)」を作るのか否か、という話しになり、
「やはり自分の家の伝統とか日本の伝統とか、娘にも伝えていかなければいけないと思うの」と誰かが言うと、集まった奥様方、皆、それに同意するらしいが、さらにおしゃべりをしていると、結局、「御節」を自分で作る人は殆どいないのだと言う。

「正月は夫の実家や自分の実家に帰るので、そこで御節を食べるので自分では作らない」

「実家に戻るとすでに御節はできているので、親の手伝いをして御節のつくり方を習う機会がない」

「暮れにはスーパーでも御節セットが売っているので、材料を買いそろえて作るよりも経済的」

「作っても、どうせ子供達は食べないし、、」

「正月の朝は皆バラバラに起きてきて、勝手に好きな物を食べている」

食文化の伝統を守ろう、という話しはどこへ行ってしまったのか?

正論は言っても、行動はしない。そして、そんな自己矛盾に当の本人が気付いていない!?
今の40代の主婦の一面である。(そう、貴女も、、?)

 今、たまたま「御節」の話しをしたが、”団らん“というのはそもそも「食」に起因するものである。「食卓を囲んで」と言う様に、家族が一緒に食事をする、ということが”団らん”であっったはずなのだ。

 しかし、今やダイニングテーブルには家族の人数分の椅子はきちんと揃っているが、家族が全員揃って一緒に食事をする光景はほとんど見られなくなってしまった。

 今回はたまたま「御節(おせち)」の話しを聞いて、考えさせられてしまった、という話しに終わってしまうが、次回は「食」と“団らん”の関係についてもう少し考えてみよう。