- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
プロから学べ〜TVドラマ、ヒットの法則 #2
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デザインと企画、その気持ちイイ関係。
企画・デザイン、その発想法
2009-02-02 08:25
2月3日は節分ですね、最近は豆まきよりも、恵方巻きが流行しているようです。
でも、黙って食べている人がはたして、どのくらいいるのでしょうか?少し疑問です。
こんにちは、エスオープランニング、山藤(サンドウ)です。
TVドラマ、ヒットの法則のコラム、第二弾です。
セミナー講師は、TBSプロデューサーの伊與田英徳さんです。
ショッキングな事件や、様々な混乱の多いいまTVドラマに求められていること、
それは
「やさしさ」
「あたたかさ」
と彼は言います。
シンプルな回答でとても意外でした。
視聴率(数字)は番組評価の目安になり、
数字さえ取れればなんでもOKとさえ思わせる世界に、
実はシンプルなものが求められている。
旬の俳優やお笑いタレントの起用、話題性だけで実はドラマは成り立ちます。
しかしいま求められているのはそういったエンターテイメント色よりも、
もっと大切なこと、それは作品そのものの質なんだそうです。
視聴率より視聴質。
そこに視聴者の心が動いているようです。
いまの日本の社会に求められていることですね。
ひとの心をつかむ作品
それこそがいい作品。プロデューサーはそんな作品を求めています。
脚本家のみなさん、
どんどん作品を書いてひとに批評してもらってください。
批評を肌で感じてください。
作品そのものから発せられる小さな光がたくさんの制作者の力を借りて、
人の心に訴える作品にかわる。
その原石を見つけ出すことがプロデューサー冥利に尽きる、
私にはそう聞こえました。
ベストをつくす、求められてるからこそがんばれるような気がしました。
セミナー主催:橋田文化財団 シナリオセミナー 2008/12/6
講師(講義順)
伊與田英徳氏(TBSプロデューサー)
今井夏木氏(TBSディレクター・演出家、映画監督)
脇田時三氏(テレパック 代表取締役社長)
オールアバウト/専門プロファイル、山藤