〜 唾 液 〜 - 虫歯治療 - 専門家プロファイル

増岡 健司
医療法人社団 MEDIQOL 理事長 歯科医師
東京都
歯科医師

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対象:一般歯科・歯の治療

赤岩 経大
(歯科医師)
赤岩 経大
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閲覧数順 2024年04月15日更新

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〜 唾 液 〜

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  1. 心と体・医療健康
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歯科の蘊蓄
 
 ツバというとなんだか汚いイメージを持つかもしれませんが、空気のような存在で、もし無くなったら……なんて考えたことはあまりないですよね。
 
 実は唾液は全身の健康のバロメータとして重要な役割を担っているのです。


 唾液の働き

・食べ物を消化しやすい性状にかえる
・口の中からの細菌の侵入を防ぐ
・歯や粘膜の保護
・汚れの浄化作用
・歯の再石灰化促進
・お口の中を一定の濃度に保つ

以上の働きがありますが、薬物、ストレス、全身の病気などで、機能が衰えることがあります。


 昔から「早食いの早死に」といわれていますが、噛む回数が少ないとそれだけ唾液が混ざりにくく、それだけ、健康も損ないやすいということです。口が渇くということは、全身の病気が隠れていたり、強いストレスを感じているかもしれません。
 口は全身の鏡ですから、気になる症状があったら早めに医療機関で受診しましょう!

─唾液が少なくなるとこんな症状がでます!─

*のどがかわきやすい
*口の粘膜が粘々してはりつく感じ
*パンやクッキーは飲み物と一緒じゃないと飲み込みづらい
*味の感覚が鈍くなってきた
*口臭が強くなった気がする

唾液が少なくなると、お口の中が不潔になりやすく、むし歯や歯周病になりやすくなります!

当てはまる症状があったら、お茶やお水で口の中をよくしめらせて、歯磨きをしっかりして、ばい菌が繁殖しないようにしましょう!