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カンナ・プロジェクトは
カンナをプレゼントしているのではなく、
バトンしているのです
「カンナリレー」の目的は、
平和な未来を作るためにお互いがお互いに想いを馳せあい、
違いを理解し、受け入れ、ゆるしあう、
即ち「恕（じょ、ゆるす）」のバトンです。
そのバトン（媒体）にしているのが、
原爆にも負けないで咲いたカンナを子どもたちと現在に甦らせた球根です。
被災地にもバトンしているのも、カンナをプレゼントしているのではないのです。
カンナから元気を贈ります。
元気をもらったら、次に周りを元気にするためにバトンすること。
カンナ・プロジェクトのコンセプトをつなぐことにも同時に参加することになります。
このコンセプトを理解していただきバトンをつないでいます。
被災地に少しでも元気になって頂くためのカンナですが、
元気をもらったら、次へと「恩送り」をするという考えです。
カンナ・プロジェクトの仲間として周りの人たちも元気にする側になるのです。
特に2013年からは、「２０２０カンナ子ども夢プラン」の実現に向けて、
バトンをつないだカンナリレーをオリパラ会場につなぐために、
「里親制度」を作りました。
育てたカンナを自分のところに幾つかは残して構いません。
いくつかは、オリパラ会場に咲かせるためのカンナとなります。
ともに、オリパラにつなぎましょう。
バトンを繋いできた球根ですから、数には限りがあります。
命あるものですから失敗もあります。
物をバトンするより正直大変なことです。
しかし「命あるものをつなぐ」
その中で気づくことがたくさんあります。
その気づきのきっかけがカンナ・プロジェクトです。
そしていつもその「気づき」から学びがあります。
かんなちゃん語録はそんな気づきの学びの記録です。
