- Dr.TSUBAKI
- ティースアート ティースアート代表
- 東京都
- 歯科医師
-
03-3541-3514
対象:矯正・審美歯科
- 東海林 貴大
- (歯科医師)
歯のホワイトニングは、どの方法でも半年くらいから徐々に色が戻り始めて、2年くらいで元の色に近くなってきます。これはホワイトニングの効果がなくなってくるのではなく、歯に再び着色をしてくるためで、「後戻り」ではなく、「再着色」といった方が正しいでしょう。アメリカでも後戻りという意味の"Relapse"ではなく"Fade Back"という言葉を使用しています。
色戻りの原因にはいくつかあります。
1.歯に水分が戻るために起こる色戻り
ホワイトニング直後は、歯の表面の水分が失われているため、表面が白っぽく見えます。24時間以内に歯に水分が戻り、ペリクルという歯の保護膜が再生されてくると、1〜2段階白さが戻ったように見えます。これはホワイトニング剤の濃度が高い方が、起こりやすくなります。
2.着色性の食品による再着色
ホワイトニング後に、着色性の食品を摂ることによって起こります。これはホワイトニング後24〜48時間が最も着色しやすいので、注意が必要です。
3.新陳代謝による再着色
象牙質は年齢とともに色が濃くなってきます。これは自然現象ですので、防ぐことは難しいでしょう。
4.目の慣れ
ホワイトニングが終了したあと、白い歯を見続けていると目が慣れてしまい、元の歯の色が分からなくなってしまいます。
ホワイトニングは、歯の色素を化学的に分解しますので、すぐに色が戻ることは通常はありませんが、歯の質や着色の程度によって歯の色が戻る時間が変わってきます。また抗生物質による変色の場合は、通常の歯よりも早く色が戻ってしまいます。
色戻りがあっても、半年に1回程度のメンテナンス・ホワイトニングを行えば、ホワイトニング直後の白さを保つことができます。歯のホワイトニングは美容の一つですので、美容室やネイルサロンに行くのと同じようなものと考えてください。
このコラムの執筆専門家
- Dr.TSUBAKI
- (東京都 / 歯科医師)
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。
03-3541-3514
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