おはようございます、今日はもつ焼の日です。
すっかりメジャーな食材になりました。
粉飾についてお話をしています。
現代会計の特徴的な項目である引当金について確認をしています。
固定資産については「支出が先、費用が後」であると説明をしました。
これが引当金では逆転して、「費用が先、支出が後」になります。
例えば、こんな事例が考えられます。
例)今から5年後、社屋修繕のために1億円の支出が見込まれる
このとき、どういう処理が考えられるでしょう?
特に何も考えないのであれば・・・
・5年後に実際1億円を支払った時点で、1億円を費用として計上する
これが一番シンプルです。
しかし、これって「固定資産を買ってすぐに全額経費にする」のとあまり変わらない行為ではないでしょうか?
将来、明らかに大きな支出が出るとわかっているのに、それに対して現在ではなにもしない・・・
これもまた「適正な期間損益計算」を阻害する行為といえるのではないでしょうか?
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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