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専門学校いきのこり術か⁈

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法務相談 外国人
ご訪問ありがとうございます。
ようやく子供達の行事やお仕事が一区切りついて、今朝は、我が家の朝寝坊解禁日だったので、私はいつもより遅めに起きて、子供達はひとりで起きてくるまで、そっと寝かせておきました。
昨日、上の子が、動物園に行きたいな~とつぶやいていたのですが、昨日は疲れていたためスルー。でも朝起きてみたら、お天気もよく、行くか!と思い立ち、朝ごはんの準備をしつつ、簡単にお弁当を用意して、お昼くらいに、のんびりと上野動物園に出かけてきました。実は上野動物園の年間パスポートを持っているので、行きたい放題。今日はお弁当食べて、園内のモノレールに乗って、好きな動物園だけ見て帰ってこようかっていう、ゆる~い計画で行ってきました。主人はお仕事だったので、母と子の3人で出かけましたが、帰りの電車で途中駅から、なんと!同じ車両に主人が乗り込んで来て、帰りは4人で帰ってきました(笑)テレパシー通じちゃったのかも~って、何だか笑えました。


さてさて、本題ですが、最近、専門学校の学生さんが日本人との結婚のためにビザ(在留資格)変更をしたいとご依頼があり、最終的には学校を退学して、主婦業をメインにしたいというご要望でした。
審査途中に、入国管理局から追加資料として、退学証明書を提出して欲しいとのことになり、すぐ学校側に依頼したところ、発行して頂いたわけではありますが、、、後日、その学校から退学手続きが完了していなかったので、すぐに学費を30万円支払えとのこと。そうでなければ、入国管理局に通報すると。当然ご本人も、日本人配偶者も、寝耳に水。えっ???と動揺しながら、すぐに私に連絡がありました。まずは落ち着いてもらい、真っ先に、「30万円を支払う必要はないですし、入国管理局に通報するというのは、一体何を言っているのか?」と逆に学校側に聞いてみてくださいと冷静に伝えました。
こちらは、入国管理局にもすでに、学校を退学して、留学ビザから変更したいと申し出ているわけなんです。
おそらく、事情を知らない学校の担当者が、学費滞納者とみなして、学費を支払わないなら、入国管理局に通報して留学ビザを取り消してもらうぞ!ということで、揺さぶりをかけてきたのかもしれません。実際、そのような言い方をしてきたみたいです。
学校側としても、留学ビザだけを取得し、まったく出席しない学生さんがいると、信用問題にもなりますので、お気持ちはわかりますが、学生さんや結婚相手の日本人の方が怯えてしまうような言い方をするのは、どうかと。。。
とは言え私も、学校側のお気持ちも、よ~くわかります。私がまだ身軽だった出産前のことですが、東京都内の専門学校で、今や在籍学生が、外国人率100%という、異色な現場で、法律科目、ビジネスコミュニケーション科目(簡単なビジネス英語やマナー)の講師として、お仕事をする機会がありました。いま講師を続けるとなると授業時間と、子供達の送り迎えの時間帯とが、かぶってしまう為にスケジュール調整の目処が立たず、講師復帰は断念しました。あの時は、とても楽しいお仕事でした~。もう少し子供達が大きくなったら、是非また挑戦したい現場ですね~!
当時、学校側から常々言われたことは、入国管理局からの適正校認定の取り消しになるような管理はしたくないので、学生の出席管理を厳しくしてほしいとのことでした。
確かにそうですよね。学費を支払ってさえいれば、出席しなくてもいいなんて、噂になるような某学校とは、一緒にされたくない訳です。
私が担当していたクラスの中に、こんな学生さんが数名いました。毎回、遅刻はしないで入室してくるのですが、出席をとったあとしばらくすると、すっ~と姿を消すのです。それも、私が気づかぬ間に(笑)でも、明らかに人数が減っているのは一目瞭然。
真面目な学生さんとこの学生さんが、同じ扱いを受けるのには、不公平だなぁと。私の正義感が勝り、対応策として、とった手段があります!
意地悪⁈と判断するのか、公平だ!と判断するのかは学生さんの判断として、、、私は、授業の終わりにも、出席確認をしました。みんなには、きちんと説明をして、不正のないやり方を徹底しました。
その後に、同じクラスの人から聞きつけたのか⁈「出席確認をしたいのですが、、、」と学生さんから申出があり、当然、出席はしていない扱い。きっぱりと、出席確認の直後に退出した人は、欠席扱いしていることを告げました。とは言い、私も理不尽な鬼講師ではなかったので(笑)、正当な理由があって早退しなければならないなどには、きちんと対応しておりました。
そんなわけで、学生さんの立場も学校側の立場も、それなりに理解しておりますので、今回起きたような、学生さんを脅かすようなやり方は、さすがにカチンときてしまったわけです。もし、学生さんとご結婚相手の方だけで、対処できなければ、私から学校にお電話を入れて、これまでの経緯をご説明しますよとお伝えしましたが、本人らで事はおさまりました。
結果的には、元学生さんも「日本人の配偶者等」への変更も許可され、不要な学費の請求に応じることもなく、めでたしめでたし!








  

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