大勢の人が、自分の本来の仕事を脇に追いやって、
テーマに基づいて話し合う。
それが、会議だと思うのです。
とするならば、最初から答えありきの擦り合わせは、会議ではありません。
意見のすり合わせをしたいという招集をすることが望ましいでしょう。
会って、議論をする。
何の目的でしょうか?
今より「何か」を求めるためには、
自分の考えだけでなく、いろんな情報が必要だから?
誰かの経験的知見が必要だから?
新たな仕組みやルールが必要だから?
いずれにしても、今あるものから、新しい何かを生むためには、
第三の案
が必要だから、会議をするのではないでしょうか?
合って、顔を合わせて、誰かの強い意志や考えに引っ張られるだけなら、
それは、時間の使い方や、方法を考えるきっかけにした方がよいでしょう。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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