将来を創造する職務その③「経営幹部と担当者の橋渡し役となる部門長」 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

小澤 康宏
東京都
経営コンサルタント
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将来を創造する職務その③「経営幹部と担当者の橋渡し役となる部門長」

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 今回は、将来を創造する職務として、「経営幹部と担当者の橋渡し役となる部門長」に着目し、その職務を考えてみたいと思います。

 中小建設企業の部門長は、取締役を兼務している場合が多く見受けられます。兼務自体問題ではありませんが、取締役の職務が滞ることは問題です。部門長の職務と取締役の職務は仕分けされ、存在している筈です。ところが、多くの企業でその職務は判然とせず、評価することもなく、実態があきらかになっていないのです。

 まず、部門長の職務には、部門をマネジメントする職務があります。例えば、「経営幹部の命を受け戦略等具体的な方策の策定、立案、報告」「その方策に対する活動状況の監視、報告」「部下の成果管理、報告、提言」「顧客、市場動向の情報収集、報告、提言」又、部下への周知徹底、活動指示及び監視、確認、内容検証、見直し指示」「部下育成計画作成、習熟度合い把握、評価、指導、検証、見直し指示」等々。

 担当業務の延長線上に部門長の職務があると信じて疑わない経営幹部には、これらの職務は、殆ど理解できない職務です。

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