行政は税金の使いみちを必死に考え続けなければなりませんが・・・
ここで「公平」という言葉について考えてみたいと思います。
ちょっとアンケートを取らせて下さい。
ここにはいま、大体100人くらいの生徒さんがいらっしゃいます。
この中で左利きの方は手を上げて下さい。
(100人中、このときは約5人が手を上げた)
はい、ありがとうございます。
それでは皆さんに少し質問をしてみたいと思います。
・右利きの人が全員「なんとなく調子が悪い」という症状になる病気
・左利きの人が全員「本当に辛い頭痛」という症状になる病気
どちらかの病気に対して、税金で研究を援助することにします。
このとき、どちらの病気に対してより積極的に対応すべきでしょうか?
(このとき、小学生は「それなら左利きの人を優先すべきでは?」という意見が多数)
なるほど。
それではもし「右利きの人がそれなりにひどい頭痛に悩まされる」だとしたらどうでしょう?
(小学生、なんとなく意見が分かれてくる)
はい、だんだん判断が難しくなってきましたね。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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