ボランティアによる公共の運営が大切であることは事実です。
ただし、その限界は存在します。
例えば、雪国を想像してみましょう。
世界で一番雪が降る地域はどこなのか、皆さんはご存知ですか?
実は日本の東北地方なのだそうです。
日本海側は世界で最も雪が降りやすい地域で、ひと冬に10メートル近くの雪が降るのだとか。
10メートルというと、建物でいえば3階建てくらいでしょうか?
これだけ雪が降ってしまうと、除雪作業をしなければ身動きが取れなくなってしまいます。
街を守るため、つまり公共を守るためには雪かき作業が必要なのですが・・・
この量の雪かきを「ボランティアにお願いします!」とお願いできるでしょうか?
ちょっと難しいのは、皆さんもお分かりいただけるかと思います。
ボランティアによる公共の維持は、地域に存在する沢山の小さな課題を解決するのには向いています。
でも、いま紹介したような大きな課題を解決するには、ちょっと不向きな面があります。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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