雪を溶かす装置をつける場所を決めるのに、どんな方法が考えられるでしょう?
・一番ケンカが強い人の言うことをきく
・一番お金をもっている人の言うことをきく
・一番声が大きい人の言うことをきく
・じゃんけんで決める
どれも方法としてはわかりやすいものです。
でも、この方法で装置を付ける場所を決めてしまって、本当に良いのでしょうか?
公共というのは「みんなで使うもの」です。
でも、ここで言っている方法で決めてしまうと、どういうことが起こるでしょう?
ケンカが強い人、お金をもっている人、声が大きい人のところにばかり便利なものが集まってくることになります。
じゃんけんはその時の運次第なのでそういうことはないかもしれませんが・・・
でも「本当に装置が必要な人」のところにつけられるかどうかはわかりません。
公共というものを上手に保つには、何か別の方法を考えないといけなさそうです。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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