おはようございます、今日は美容室の日です。
歯科、コンビニと並んでとんでもない店舗数ですね。
設備投資とその周辺事情についてお話をしています。
融資の目的について、しっかりと把握していないと問題となることについて簡単に。
融資の目的外使用は、金融機関からの信用を一発でなくします。
それくらい「何のために借りたお金なのか」ということは、重要な情報なのです。
そして、それは返済に関しても同様です。
繰り返しになりますが、運転資金として借りたお金に関しては、そう簡単に返済をしてはいけません。
事業を続けている限り、意図しない外部への貸付金は発生します。
その穴埋めをする意味で、運転資金として借りたお金は、ずっと借りっぱなしにしておかなければなりません。
あるいは当座貸越を使って「借りたい時に自由に借りられる状態」を構築しておく必要があります。
その一方、設備投資資金についてはどうでしょう?
設備投資の種類は金額、そこから生み出される利益、そしてそれに紐づく現預金。
これら全てを勘案しながら、返済を確実に進めなければいけません。
少なくとも行った設備投資からは
・融資の返済資金(元本と借入)
・追加された利益に対して課される税金(法人税等)
これらを上回る程度の売上増加(あるいは費用の減少)が獲得できなければならないのです。
それを基に着実に「借りたお金を返す」。
これが設備投資資金に関する大切なポイントです。
このように、運転資金と設備投資資金とでは、その借り方も返済に対する考え方も、全く異なるのです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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