前回のバブル崩壊との違い - 不動産投資・物件管理全般 - 専門家プロファイル

中村 嘉宏
株式会社イー・エム・ピー 代表取締役
東京都
宅地建物取引主任者

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対象:不動産投資・物件管理

中村 嘉宏
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(宅地建物取引主任者)
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寺岡 孝
(住宅&保険・住宅ローン コンサルタント)

閲覧数順 2016年12月05日更新

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前回のバブル崩壊との違い

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これからの不動産市況
・・・EMPメルマガ2008年12月19日号より・・・



先週、以前勤めていた会社の忘年会に参加しました。

毎年12月の第2水曜日、当時審査部に属していたメンバーが
忘年会を兼ねた同窓会に集まります。


その会社は、親会社の支援により債務をすべて返済し数年前に清算。

参加者も出向元の銀行に戻ったり、
外資系金融機関に転職したり、
個人で会社を興したりとすべて違う業種、会社で働いていますが、
全員が前回のバブル発生と崩壊を経験したメンバーです。


日を追って悪化していく融資先の資金繰りと
不動産価格の下落を目の前にして、
銀行からの出向者を中心に必死になって
債権の保全と回収に注力していたことが思い出されます。

大量に、しかも短期的に発生した不良債権の処理は
銀行の方々も経験が無く、しかも
「不動産は上がり続けるものだから
それを担保に取っておけば大丈夫」という
安全神話が崩れたところでの回収でしたので、
現場は混乱と不安で大変だったことを記憶しています。

(その後、出向先の銀行に戻られた方のほとんどが
 「債権回収のプロ」として、各行のサービサーや債権回収機構、
 産業再生機構などで活躍されました。)


そういうメンバーですから、今年の話題の中心はやはり

「バブル崩壊」。


皆の意見もほぼ同じでしたが、今回の崩壊が前回と違うのは

「ほぼ全業種に超短期間で影響が出ている」

「海外も同時に危機的状況が発生している」

ということ。


前回は輸出の好調と生産調整で産業界にも多少の余力もあったし、
外資系資金の流入もありましたが、
今回はその2つがまったく期待できないため
処方箋が見え難い感じがします。


ただ、「買手不在」が長く続いた前回と違い、
今回は不動産に限って言えば
「こんなチャンスはめったにない」と思っている人も多く、
売買もそこそこ行われています。

実際に銀行の不動産向け融資残高は
思ったほど減っていません。

財閥系不動産会社などが物件を買っており、
そこには銀行から資金が出ているようです。


今動いているのはこうした信用力の高い会社や個人ですが、
走り出す準備をしている投資家が多いのが前回と違うところ。

疑心暗鬼から買いが戻らなかった前回と違い、
政府の政策などで銀行の不動産融資姿勢が変わったときが
「潮目が変わる時」になるでしょう。




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