- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
今宵は十三夜「後の月」です
東京はよく見えています
十五夜は少し雨模様の曇りでしたね
でも夕方上がってきたお月様が雲の間から少し顔を見せてくれました
夜半になり空も晴れたと記憶しています
10月4日でしたね
今宵の月は美しいですよ
11月1日「十三夜」
別名「後(のち)の月です
栗がよく実る頃でもありますので
「栗名月」とも言います
昔は台風を「野分け」といいました
後の月の頃は野分けのシーズンでもあります
先日も大きな被害がありましたね
実は「秋の観月」には大きな意味があるのです
それは二百十日 二百二十日の言葉にも潜む
自然との大きな関わりです
台風から農作物を守る
そんな知恵だったのです
秋の観月は「中秋の月」と「後の月」両方愛でることに
本当は大きな意味があったのです
「中秋の月」と「後の月」 を同じ場所から愛でる
これが大事なポイントです
もし片方しか見ないと「片見月」と言って忌み嫌われました
「形見」にかけた言葉です
これは「自然」と「人間」の関わりにおいて生まれた風習なのです
この時期は収穫の時期と重なります
秋の実りの大事な時期です
そんな時期に「土地を離れてはいけない」という戒めを
観月をするという風流な習慣で戒めたのですね
日本人は「ダメ!」とは言わないで遠回しに促すことが得意です
自らしたくなるようなしむけ方が風流ですね
今日の講演でもこんな話をいたしました
きっとこのお月様を見上げてくださっていることと思います
中秋の名月は「十五夜」
「芋名月」ともいいます お団子は15個です
後の月は 「十三夜」
「栗名月」ともいいます お団子は13個です
あら写真の順番が(笑)
花より団子いえいえ月より団子になってしまいました