AAPをすでに抜けた元木さんとAAPについて語った - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

ウジ トモコ
代表取締役 アートディレクター
東京都
アートディレクター
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AAPをすでに抜けた元木さんとAAPについて語った

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視覚マーケティング 視覚戦略はロジカルに、表現はクリエイティブに
こんにちは ウジトモコです。

先日、元シンクタンクでバイオとラーメンと割引制度の専門家
かつ、もとオールアバウトの元木一郎さんとお話をする機会がありました。

私の方ではすでに、要望として(リリースから時間が経ってしまいましたが)コラムを書き上げるに至りましたが、お会いした翌日にさっそく元木さんがコラムを書いてくださったので1部ご紹介します。

AAPというサイト、まず書いておく必要があることは、このサイトはあくまでも専門家モールの場所貸しをしているに過ぎないということである。場所代は出展者が支払う。つまり、僕はお金を払ってオールアバウトに記事を書いていたわけである。オールアバウトの方はどういう仕組みになっているのか知らないが(でも、ラーメンの専門家や、フレンチの専門家には知人がいるので、調べようと思えばすぐに調べられるが)、「プロファイル」という言葉がついた時点で、「オールアバウトが専門家に依頼して書いてもらっている」サイトではなく、「オールアバウトが見つけてきた自称専門家がオールアバウトに場所を借りて書かせてもらっている」サイトなのである。自称専門家はオールアバウトにとってはお客様だから、当然その「専門家」という定義はあいまいでもあり、ハードルは低く設定されている(と思う)。何しろ自分で「俺は専門家だ」と言ってきて、お金を払うと言っているのなら、オールアバウトとしては断る理由は何もないはずだ。さすがに詐欺集団ではない、といった一定の審査基準はあるのかもしれないが、そうした社会通念的なブランド破壊が行われないなら、ウェブ会社の経営者というだけで「ウェブ制作の専門家」として迎え入れることに何のハードルもないはずである。唯一のハードルは「お金を払えるかどうか」である。



相変わらずの切れ味の良さで痛快ですが、さらに深部にまでコメントは続きます。


(・・・中略)AAPには色々なレベルの専門家がいるのだが、僕は比較的初期からここに参加したため、数人の「本当の専門家」を見つけることに成功した。当時は本当の専門家を見つけやすかったということもある。なぜなら、「専門家の皆さん、集まってください」とぶちあげた時点で、感度の良い専門家はすぐに集まるし、その専門家はすぐに周囲の専門家に声をかけるので、あっというまにコロニーが形成され、専門家達はそのほとんどが発掘されてしまう。だから、立ち上げ当初の AAPの専門家集団は「本当の専門家」の密度が高かった。ところが、オールアバウトも公開企業である。彼らにとってはお金を払ってくれるお客様が多いほうが良いわけで、ではそのお客様は誰かといえば閲覧者ではなく出展してくれる専門家である。株主達は「折角サイトがあるんだからどんどんお客を増やせ」と要求する。となれば必然的に「専門家」の要件は少なくなり、専門家と自称するハードルは下がる。極端な話、要件なんかなくても良いのだ。「お金を払うなら誰でもどうぞ」でも良い。そして、営業部隊は物凄い勢いでじゅうたん爆撃をしかけ、どんどん出展させるように頑張る。

僕がAAPを辞めたのは、ちょうどこの頃である。専門家集団における専門家密度がどんどん薄くなっていることを感じ、AAPのブランド力が低下してきたことを感じたわけだ。ブランド力というのは、基本的に必ず低下するものである。ブランドはどんなに努力しても必ず大衆化し、結果として低下することを避けられない。ヴィトンのバッグだろうがティファニーの指輪だろうが、初期に獲得したブランド力というのは徐々に低下し、いつの間にか女子高生がそれらを持ち歩いたりするようになる。こうしたとき、それがバッグや指輪なら、購入されてしまった時点でもうどうにもならない。しかし、「元木一朗」という専門家はものを考える力があるし、そこに陳列されることを拒否することもできる。だから、僕はブランド力の低下したAAPにおいて、専門家密度の薄くなりつつある専門家集団から抜けることにしたわけだ。もちろん、サイトの意義が消滅したわけではない。あくまでも僕は費用対効果に見合わないと思ったから辞めたわけだし、僕が親しくしている、あるいは本当の専門家と評価している数人の専門家たちは今でも出展を続けている。そうした判断は正しいとか間違っているとか評価できる性質のものではなく、人それぞれである、ということである。



もちろん、ブランドは「てこ入れ次第」で育ち続けることが可能です。そう言った意味でも、今や『公然ツール』となってしまったウェブのリニューアル程、デザインには戦略や裏付けが必要であったと思います。

操作性と関わる全てのデザインにおいて、ユーザーへの配慮のなさや偏った目論みは、たとえ表面を飾りで覆ったように見えても必ずばれてしまうからです。


せっかくですので原文をどうぞ。
ご参考になれば幸いです。

▼WEB2.0(っていうんですか?)ITベンチャーの社長のブログ:元木 一郎
オールアバウトプロファイルのリニューアルが酷い(笑)

▼AAPコラム/視覚戦略はロジカルに、表現はクリエイティブに:ウジトモコ
フレームワークでWEBのデザインリニューアルを考える

▼AAPコラム/データファイル:谷口 浩一
AAPリニューアルをみんなで考えてみるとか

他にもあったと思いましたが,探しだせませんでしたので
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