- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
寄贈と譲渡の違い
法律的な意味を伴う言葉の使い方って難しいですね
譲渡・寄贈・寄付について調べてみました
譲渡
権利・財産、法律上の地位などを、他人にゆずりわたすこと。
有償・無償は問わない(デジタル大辞泉)
寄贈
主として学校などの公共性の高いところに品物を贈ること(大辞林 第三版)
寄付
公共事業や社寺などに、金品を贈ること(デジタル大辞泉)
今回の原爆資料館で廃棄処分されるパネルをカンナ・プロジェクトがもらいうけました
「廃棄処分」という言葉は少しきついですがあえて事実を書かせていただいております
当初このパネルには権利が発生すると新聞社から言われました
権利を有する新聞社に問い合わせたところのお返事でした
その額は○万円でした
私はその○万円を新聞社にお支払いすることになりました
○万円支払ってでもと思うのはこのパネルを大事に思う者の「覚悟」でした
カンナ・プロジェクトがもらったのちに
どこかに寄贈することに致しました
わずか2週間ほどのタイトな救出劇でした
だからこそ心拍数の上がる奇跡の出来事だったのです
https://ameblo.jp/tachibanariho/entry-12288562537.html
○万円の振込先のご連絡を待っている最中に
「このパネル自体は一度○万円で原爆資料館が権利を買ったものゆえ今回の廃棄処分に際しカンナ・プロジェクトがもらうことに権利は発生しない」という訂正を新聞社から頂きました
「覚悟」とはまさにこういう結末まで呼び込むのだと
改めて強く感じました
かくして原爆資料館に長きにわたり展示されていたカンナのパネルはカンナ・プロジェクトが無償でもらうことになったのです
このカンナを愛おしく思い
日本のみならず世界14カ国にまでカンナリレーを繋いだ
『カンナ・プロジェクト』が無償でもらうことになったのです
お金の問題ではないのです「覚悟」の問題だと思います
廃棄処分ギリギリのタイミングで救い出したパネル
カンナがあの日咲いてくれたことの証なのです
そしてそれはカンナ・プロジェクト13年の証でもあるのです
2017年6月26日
カンナ・プロジェクトから某市に寄贈させていただきました
ところで寄贈?譲渡?どちらが妥当でしょう
・金品を送るのではないので「寄付」ではありません
・権利・財産、法律上の地位などは発生しませんので
「譲渡」ではありません
・主として学校などの公共性の高いところに品物を贈ること
なので「寄贈」と呼ばせていただいております
現在カンナのパネルは
「誰も手を上げないのならばうちがほしいです」と手を上げてくださった長野県須坂市にカンナ・プロジェクトが寄贈し
メセナホールに掲げてくださっています
「誰もいなかったら」私が私がではないこのお言葉
「うちがほしいです」仕方がないからではなくほしいと表明
この言葉のニュアンスに感動してありがたく須坂市に決めました
須坂市とは2007年からご縁をいただいております
はじめは個人とのお付き合いでした
その個人の方が亡くなってからは市とのお付き合いとなりました
2013年 その市からのオファーをいただき
カンナ・プロジェクトのキャラクターかんなちゃんが
2014年 ゆるキャラとして須坂市に誕生しました
8月30日「初めまして」の対面をはたしたかんなちゃん
72年ぶりに見る自分の姿にうるうるしてました
真っ赤なカンナが咲き乱れる長野県須坂市には
不思議なご縁でカンナのパネルもかんなちゃんも
第二の人生を過ごすことになりました
今度こそ忘れられないで末長く皆の記憶に留まることを祈ります
平和な未来を希求するアクションを一緒に続けてまいりましょう
須坂市の皆様かんなちゃんとカンナをよろしくお願い致します
世界中の人の心に平和と希望の花を咲かせましょう
カンナ・プロジェクトsince2004 by Riho Tachibana
ホームページ canna-project.com
ただいま全国ゆるキャラグランプリ投票実施中
現在226位です
http://sp.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00002365