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私が長野県須坂市のカンナを買おうと思ったわけ
広島にも雪が積もることを仏舎利塔の見学に行った美土里というところで知ってしまいました
子どもたちがせっかく咲かせたのに越冬に失敗しないようにと
雪国のカンナを探した
まだ誰にも探してると言っていないのに
上田の稔さんから短いメールが届く
普段ほとんどやりとりもしない友人です
「りほさ〜ん、須坂にカンナ街道が咲いているよ」
２００７年にお聞きしたカンナ街道発祥の話です
須坂でフラワーフェステバルが行われる時
担当になったのがOさん
花の専門家ではない市の職員Oさん
花の名前もよく知らない
「なんの花にしたらよいものか？」
結構悩んで歩いていると真っ赤な大きな花を見つけた
葉も大きくて下草もあまり生えていない
「これだ！」しかし名前がわからない
写真をとって田辺園芸店に行って尋ねる
「カンナだよ。カンナなら今ここにたくさん球根あるぞ」
実はこの球根
存続の危機にさらされてい老人クラブを救った球根
田辺さんが依頼を受けてカンナの球根を買い取っていた
そのおかげで老人クラブは存続した
そんなエピソードのあるカンナの球根がたくさんあった
Oさんは早速このカンナを植えることにしたそうです
ところがこのカンナという花は中南米が原産地
雪の積もる須坂市で越冬は難しかった
掘り上げて室を作って越冬させるも１年目失敗
２年目も室の工夫はしたもののやはり失敗
普通２年失敗したらやめてしまうだろう
しかしOさんは田辺さんに教えていただきながら
３年目に挑戦して今のような室ができ越冬に成功した
『２年にもわたる失敗にも負けないでやり通した須坂の方々、この方々のカンナなら、広島で原爆にも負けないで咲いたカンナの代わりになる。そして頼もしい皆さんのいる須坂市ならば心強い。』
そう思って須坂のカンナの球根を買うことにした
このやり取りは感動するエピソードの一つだが
長くなるのでこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=3APpYnE-MPs&feature=youtu.be
結論を言えばカンナ・プロジェクトの意図に賛同した田辺さんが
「お金はいらない。いくらでもやる！」
そう言ってくださり須坂市の田辺さんがくださるカンナが
カンナ・プロジェクトのカンナとなったのです
２００８年広島９校で植栽&講演
元安川河岸・広島城敷地内に植えた
この時の６分間のドキュメンタリーニュースが
TVのニュース賞を受賞したと後からお聞きした
今では世界１４カ国にバトンは繋がりました
国内３１都道府県１６７校にバトンしました
講演では須坂市の話は必ずしているので
多くの人たちが「須坂市」の名前を知っています
後で知るのですがこの田辺さんの住む町の名前が「仁礼町」
カンナ・プロジェクトは「恕」の実践活動
この町とは出あうべくして出あった
そう思います
写真は、２００９年に広島で咲かせたカンナの里帰り植栽です
長野東インター降りたすぐのところに
「広島里帰りカンナ街道」を咲かせてくださいました
一緒に植えているのが田辺さんです
下の写真の中央で黄緑色の上着を着ているのがOさんです
そして市長・副市長・まちづくり課課長です
室に入れる越冬作業に東京から私と一緒に２人のカンナ大使さんも参加した時の写真です
早朝まだ暗い内から掘り起こし作業を始めます
春には植栽作業 これも早朝です
町中でボランティアで世話をしています
枯れた花を摘み取り水やりをする
そういう地道な作業を繰り返して２３年
長野県須坂市には見事な真っ赤なカンナ街道が咲いているのです
現在は須坂市がカンナ・プロジェクトに球根をくださっています
現在の長野県須坂市のカンナ街道です
須坂市内にはたくさんのカンナが咲いています
世界中の人の心に平和と希望の花を咲かせましょう
カンナ・プロジェクトsince2004 by Riho Tachibana
ホームページ canna-project.com
ただいま全国ゆるキャラグランプリ投票実施中
http://sp.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00002365
