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寺岡 孝
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中村 嘉宏
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閲覧数順 2017年07月23日更新

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12月の日銀短観からみるファイナンス状況

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日銀短観が発表されどれも厳しい内容でしたが、不動産投資に関係のあるファイナンスデータをご紹介します。まず企業の資金繰り指数ですが、楽であると答えた企業から苦しいと答えた企業の指数が大企業でも2008年の9月から比べて8ポイントも悪化、中堅、中小企業は既にかなり厳しかったのでその悪化幅は−5ポイントと−4ポイントという内容でした。

また、金融機関の貸出態度指数ですが、こちらが大幅に悪化しています。大企業の悪化幅が顕著で今年の9月から−17ポイントという厳しい内容でした。ここから金融機関の貸し渋りが中小企業のみならず大企業にも及んでいる事が見てとれます。また、金利水準は日銀の利下げのおかげと政府の中小企業対策(セーフティネット融資)が功を奏したのか特に中小企業向けの融資の金利は低下しています。

ただ、大企業の資金調達の手段であるCPの発行と消化が楽であるという答えから厳しいを引くと大幅な悪化を示しています。この日銀短観を見る限り、9月の段階で既に大幅に悪化した中小企業の業況から現在はそれが大企業に厳しさが連鎖してきているといえると思います。

また、全体の特徴として金利は下がったが融資残や資金調達残が伸びないもしくは絞られている状態が見てとれます。一種の経営と呼べる不動産投資における資金調達も厳しいものになるというのが想像出来ると思います。(大企業の経営者が資金調達が厳しくなったと言っているのですから如何に資金調達環境が悪化しているか分かると思います。)現在では金利云々よりも融資額を絞り目で金融機関が出してきているというスタンスが分かります。

ただ、今後は貸し渋りなど批判の多い中小企業向け融資を各金融機関は伸ばさざるを得なくなるでしょう。その為、資産運用法人を作って資金調達を行うという方向に活路を見いだせるかも知れません。(フルローン等は当然無理ですが、9割、8割のローンを組むのはむしろ追い風になるかもしれません。銀行としても担保のない融資よりも有担保の融資を優先しますし、政府や世論の批判を免れる為に融資を伸ばさざるを得なくなると思われるからです。)

(2008年12月日銀短観抜粋)
[資金繰り判断DI(全産業)](「楽である」−「苦しい」・%ポイント)

2008/9月 2008/12月 9→12月
変化幅
大企業 15 7 - 8
中堅企業 3 - 2 - 5
中小企業 -11 -15 - 4
全規模合計 0 - 6 - 6


[金融機関の貸出態度判断DI(全産業)](「緩い」−「厳しい」・%ポイント)

2008/9月 2008/12月 9→12月
変化幅
大企業 13 - 4 -17
中堅企業 7 - 1 - 8
中小企業 - 3 - 9 - 6
全規模合計 3 - 6 - 9


[借入金利水準判断DI(全産業)](「上昇」−「低下」・%ポイント)

2008/9月 2008/12月 9→12月 2009/3月 12→3月
変化幅 まで(予) 変化幅
大企業 6 5 - 1 10 + 5
中堅企業 10 0 -10 1 + 1
中小企業 12 1 -11 1 0
全規模合計 10 2 - 8 3 + 1


[CPの発行環境判断DI(全産業)](「楽である」−「厳しい」・%ポイント)

2008/9月 2008/12月 9→12月
変化幅
大企業 1 -20 -21

12月の日銀短観に関してはhttp://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/tk/yoshi/tk0812.htm
不動産投資ローンに関してはhttp://www.minato-am.com/

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