暑中お見舞い申し上げます。
毎日暑いですが、お変わりないでしょうか。
私は先日宮古島に行ってきました。「おとーり」という恐ろしい宮古島特有の泡盛のエンドレス回し飲みを初体験。久しぶりに大勢の人とご一緒した楽しい旅になりました。お世話になった方々、どうもありがとうございました。
さて、先日の某女性国会議員の暴言暴力に続き、某女性タレントの怨念執着攻撃が話題になっているけれど、彼女たちを見ていると、いったい何と闘っているんだろうと不思議に思う。
彼女たちのエネルギーの元はネガティブな感情で、なかでも怒りを感じると生き生きとパワー全開になるように見えるけど、端から見ているととても恐ろしくおぞましいし、本人が真剣であるほど滑稽にも哀れにも見えてくる。あれじゃあ、家族が逃げ出すのも無理はないと思う反面、家族をつくっていたことの不思議も思う。
世の中で成功した人のなかには、コンプレックスをバネに反骨精神で頑張ってきた人もいる。でも、ネガティブな感情を原動力にしてきた人は、どんなに社会的に成功していてもあまり幸せそうに見えない(私には)。
今まで、たまたま元競泳の全国レベルだった人の相談を受けたことがあるけれど、水泳は他人との勝負と同時にタイムとの勝負でもあり、想像以上にシビアで過酷なスポーツだと思うようになった。それで、競技をやめたあともその感覚がなかなか消えず、日常生活に適応するのが難しいのだろうというのが私の解釈。
でも、スポーツやゲームには勝ち負けがあるけれど、人生に勝ち負けはない。人生は戦いじゃない。だいたい誰と何を戦うのか。
もちろん、戦いたい人は戦えばいい。でも、誰もが戦う必要はない。無理して戦わなくていい。
戦わないとエネルギーを発散できないようなエネルギー過剰な人は、人生ではなく、スポーツとかゲームとか、健全なもので戦えばいい。人生を戦場にするのは他人を巻きこんで傷つけるので、非常に迷惑でもある。
人生を戦いだと思っている方、好きで戦うならとめられないけど、できれば健全な勝負事でそのエネルギーを発散するようにして、まわりの人を巻きこまないようお願いします。
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。