- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
船上パーティー
昨日12月12日に某パートナー企業主催の船上パーティーに参加してきました。
横浜の山下公園から出航し、2時間程度の交流会ですが、
旧知の方もいらっしゃれば、初めて会う方の中には遠方からいらっしゃっている方もいて、
非常に有意義な意見交換・交流が楽しめました。
船というのは古くからありますが、「距離」の概念は変える力があります。
電車や飛行機は距離=時間である程度予測がつきますが、
航路というのは港の場所や海・陸の位置などの制約を受けますので、
「方角」だけではない航海が必要です。
昔欧州とインドや中国・日本などは希望岬を通らないとつながりません。
それを解決しようとして結果が
・その希望岬自体の発見
であり、
・欧州の視点から見た「新大陸発見」
であり、
・スエズ運河・パナマ運河の開発
につながります。
日本でも江戸時代に北前船航路などがありましたし、
十三湊や博多、境港、宮古など港町からは様々な航路が引かれています。
最近では温暖化の影響もあって、北極海の氷が減ると、
欧州と太平洋を結ぶ北海航路が出来るという話もあります。
(そうなると日本と欧州は今よりも近くなったり、
海賊領域を避ける安全な航路が出来るということのようです。)
船は戦争でもよく使われましたが、有名なのが戦国時代の村上水軍・九鬼水軍。
(出番が結局ないまま徳川に受け継がれた武田水軍というのも実はありました)
村上水軍(毛利)には操舵技術や焙烙火矢という武器があり、
それに対抗して織田方の九鬼水軍が鉄甲船を作ってリベンジしたということがありますが、
羅針盤などを含めた船の技術が世界を縮めたといえます。
海という資源でもあり、航路でもあり、障害でもある場所を歴史上
うまく活用してきたのが、発展につながったといえますが、
世界の半分以上が海であることを考えれば、これからもそうなんだろうなと
船に乗りながら思いました。
ウェブの世界は陸や空よりは海に似ています。
あるようでない道をどう切り開くと目的に早く達成できるか。
色々なポイントや障害があり、距離だけでは測れないところが醍醐味ということも同じです。