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Being Monolingual is Obsolete. [一カ国語しか出来ないのは時代遅れ]

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日本の若者へ。

英語をもっともっと勉強し、高いレベルのコミュニケーションを取れるようになって下さい。

 

今回のG20 サミットをよ〜く観察してみると、2カ国語以上出来るリーダーを持つ国と、そうでない国との差が浮き彫りになっていました。

 

少なくとも2カ国語は不自由なく使用できる能力・スキル。

アカデミックな内容も、ビジネス交渉も、日常生活にも豊富な語彙、正しいマナーで2カ国語を使えること。

そして、もちろん政治の場にも。

 

トランプはもちろん英語しか使えません。

トランプの英語が「使える」レベルかどうかについては、日頃の語彙の貧しさ、文法の間違いなどを考えると怪しいものですが。

 

アメリカでは、移民は少なくとも2カ国語以上は使えるのに、ほとんどの白人は英語しかわかりません。

それが今後トランプアメリカの足を引っ張り続けます。

 

ワシントン・ポストの記事が、トランプとプーチンの最初の握手を分析しています。

"Breaking down the Putin-Trunmp handshake at the G-20 summit"

パーティ会場で通訳の同席なしの場でのこと。

トランプが何かしゃべり、ただ頷いていたプーチンも何か言いました。

 

「トランプは英語しか出来ないのでプーチンの使う2言語(ロシア語とドイツ語)で話しかけわけはない。」

「プーチンは英語は余り流暢ではないので、なんと返事をしただろう。」

 

そこで意志の疎通があったか?

意思疎通レベルのコミュニケーションではないようです。

プーチンが頑張ってトランプのために英語を使うとは思えませんし。

 

ま、トランプの小学生レベルの英語にはプーチンが困ることはなかったでしょうが、面白い場面でした。

世界の交渉の場では、政治でもビジネスでも、正式な会議などより、パーティや、廊下での立ち話、中にはトイレでの世間話しが大きく影響を与えることがあります。

 

そんな場でドイツ移民の父親を持つくせに、ヨーロッパ言語のひとつも出来ないトランプにはチャンスが巡って来ません。

そこここで立ち話をしているリーダー達の仲間入りが出来ません。

 

リーダー達が集合している場や、歩いている場などで、トランプが実に自信なさそうに見えるのはそのためです。

 

今回キラリと光ったのが、カナダとフランスの若いリーダー、トルドーとマクロンです。

 

前回のG7で意気投合し、今回は暖かいハグをして再会を喜んだ二人。

カクテルを飲みながらの話しも盛り上がり、世界を引っ張るパワーを見せつけました。

 

トルドーもマクロンも、英語とフランス語が普通に使えます。

 

 

カナダでは英語とフランス語が公用語ですので、カナダ人はみんな2カ国語出来ると勘違いしている場合がありますが、そうではありません。

英語しか出来ない人の方が大多数です。

2カ国語が必要なはずの政治家でも、バイリンガルレベルの人とほぼ出来ない人に分かれます。

 

そんな中でトルドー首相の言語能力は異色です。

どんどん世界のリーダー達にネットワークを作っていくことでしょう。

 

安倍さん。

残念ですが、ご存知のように英語は出来ません。

 

トランプと同じく集合の場では非常に手持ち無沙汰で気の毒に見えてしまいました。

 

先日「英語しか出来ない人のコンプレックス」というコラムを書きました。

自分の母国語と英語とを自由に使いこなす移民への劣等感が、低レベルの英語しか出来ないアメリカの白人をトランプ支持に駆り立てたと。

 

今後の世界でも、母国語しか出来ないリーダーは真の会話を交わす場を失い、どんどん孤立していくと感じます。

今のトランプアメリカのように。

 

世界の自由主義を引っ張るカナダとフランスのリーダー二人のパワー。

そこにこれからの時代を見た気がします。

 

 

最後に付け足しですが。

心理学では多くの研究がこう答えを出しています。

「自分の持つ言語の限界が、脳の知的理解力の限界である。」

 

2カ国語以上出来るということは、脳の知的理解力も一カ国語しか出来ない人より高い。

そういうことになります。

バイリンガルについての多くの研究も同じ答えを出しています。

 

日本の若いみなさん。

中学・高校・大学生のみなさん。

カナダにいらっしゃい!

 

もまれてもまれて、苦しい体験をいっぱいして、英語をあなたの使用言語に加えてみては?

5〜8年もすれば、個人差はありますが、使えるレベルに到達出来るはず。

これからの世界で生き残るために。

 

一カ国しか出来ないのは余りに時代遅れです。

 

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