「美女と野獣」をアドラーで読み解くvol.7 番外編
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こんにちは、湯田博和です。
「美女と野獣」を、パートナーシップの観点から読み解くと?
今回はフランス版の「美女と野獣」(2014年公開)からヒントをもらいました。
映画の内容には直接触れないので、ネタバレはありませんよ。ご安心を。笑
同じ実写版とは言っても、エマ・ワトソン主演のディズニー版とは相当異なっています。
一方はミュージカル仕立て、こちらはフランス映画らしく、解釈がとても大胆で、野獣の苦悩やベルの不安など女性心理を芸術的に、リアルに描いていて圧巻でした。
王子はなぜ野獣の姿にされたのか?
その謎解きが全編の半分以上を占めています。
「もののけ姫」の影響も受けていると、監督が明かしていました。
おとぎ話は元々、子供への教訓譚なわけですが、「美女と野獣」が教える教訓は?
人を見掛けで判断してはいけない。それから?
人を愛するとはどういうことか?
そして、愛が生まれるプロセスを体験する。
このフランス版では、この二つ目のテーマがより強烈でした。
「愛というものがなにかを知りたかった。」
そんな切ない動機が、悲劇のそもそもの発端となりました。
予告編にも「『美女と野獣』に秘められた切ない真実。その秘密は本当の愛だけが解き明かす。」とあります。
ベルは、読者の、そして観る者の代わりに、その秘密を解き明かし、体験し、体現する。
そんな存在として描かれています。
前回も触れた男女の思考のちがいが、「美女と野獣」にも適用できそうです。(アメリカ版もフランス版も)
→本当は結婚したくないのだ症候群vol.3
男(野獣)はいきなり恋愛モードになり、女(ベル)は長い長い観察期間のあと、ようやく恋愛対象と認め、恋愛モードに入っていく。
一度スイッチが入ると、さらに激しく大胆になれる、それが女性です。
生身の現実の男性は、恋愛モードに入ってしばらくが最高潮で、女性の恋愛スイッチが入った辺りが安定期で、あとは下がっていくばかり。
脳の構造的にも、生理的にも、どうもそういう違いになっているようなんです。
ここから様々な男女のすれ違いが起こってくるわけです。
女性は、恋愛対象になりえたかも知れない男を、早い段階で切っている可能性があります。
男性は、観察期間中だった女を誤解して、「嫌われているんだ」とあきらめたり、自爆している可能性があります。
恋愛モードに入った女性を疎ましく思い、他の女性に目移りし、相手探しを再開するケースもしばしばあります。
交際中に、実際どんな体験だったのか、フィードバックをしてもらい、虚実をはっきりさせることはとても大切なんです。
つまりどこまでが事実で、どこからが想像だったり、思い込みによる行き違いなのか?
区分けし、相手の課題なのか?自分の課題なのか?
はっきりさせて次へ臨む姿勢が大切なんです。
これは結婚生活でも、職場の人間関係でも、まったく同じですけれどね。
婚活中の皆様、ぜひ次のステップへ 一歩踏み出す勇気を!
ではまた。(つづく)
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