- 宮里 恵
- M・Mプランニング ファイナンシャルプランナー
- 鹿児島県
- ファイナンシャルプランナー
対象:保険設計・保険見直し
しかし、果たして、共済はそんなにお得なのでしょぅか?
20歳の人と、60歳の人と保険料が同じということは、60歳の人にとってはお得でも、20歳の人にとっては、お得でしょうか?
たとえは、よくある県民共済の月払い2000円で入院保障は、5日以上入院した時1日5千円ですが、これを1日目から支給で手術も支給となると、プラス1000円で、結局掛け金は月3000円となります。
もちろん、死亡保障もかねていますので、病気死亡の場合は、340万(私の住んでいる県の場合)となっています。
それでは、同じ保障内容でも、民間の終身保障のある医療保険1日目から5千円のものであれば、1入院120日でも、20歳の女性で終身払い1250円というところです。
これに、掛け捨ての定期保険の死亡保障の300万をつけても、500円くらいなので、1750円で、共済と同じ保障が確保できるということになります。
なので、年齢によっては、必ずしも共済がお得とはいえないということになります。
それから、共済は,65歳以降の保障は極端に少なくなります。
もちろん、それまでに充分な貯蓄が用意できている方は、いいのかもしれませんが、入院する確率は、圧倒的に65歳以降ですよね。
これから、保障が必要なときに、保障が少なくなるのです。
なので、現役世代のプラスの要因での共済はいいと思いますが、それだけという方には、終身保障の医療保険を勧めています。
この保険も、競争が激しく、毎年、同じ保障でも保険料が安いものもでています。
ご自分の医療保険のチェックをしてみてください。
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