- Style Reformer 小林俊夫
- Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
- 東京都
- ピラティスインストラクター
こんばんわ
最近は太陽が早く昇ることもあり
昨日はアラームが鳴る前に4時半に目覚め
「きゃっとばっく」へ行って
ミーティングや研修資料の仕上げ
昨日のビジネス研修では
「思考のチェックリスト」=「思考の型」を
持ちましょうというお話
昨日のオヤツタイムはアップルパイ(笑)
例えば
僕らは日頃のレッスンで
「姿勢の評価」を行いますが
姿勢を見れば自然と形態的な分類をしたり
どの関節にどういったストレスが加わっているのか?
それによって現在が何が起こっているのか?
将来どんなリスクが考えられるのか?
などの仮説を立てたり、予測をしたりしますよね
一般の人に
「〇〇さんの姿勢を見て貰っても良いですか?」
といったとしても
おそらく?????が浮かぶだけですが
トレーナーや運動指導者の方であれば
「下位交差症候群です」とか
「スウェイバック姿勢ですね」
などと表現されたりすると思います
ではなんで
こういったことが出来るかというと
頭の中に自然とチェックリストがあり
姿勢を見ながら、身体各部のランドマークをチェックし
Aのランドマークに対して、Bが前方に出ていて
Bに対してCは・・・・・・・とか
重心線に対して
膝関節が前にあって・・・・・・・などの様に
無意識に頭の中でチェックリストにチェックを付けていき
そのチェックの結果をもとに考察して
「○○○です」と表現をしていると思います
しかし
一般の方は頭の中にこうしたチェックリストを
持ち合わせていないので
「姿勢をみてください」と言われても
何をどの様に見れば良いのか?
何をどの様に考えれば良いのか?
といったことが分からないんですよね
これは
専門技術的なこと以外も同じで
マーケティングについて考える時や
マネジメントについて考える時も
自然と自分の頭の中にチェックリストがあり
そのリストに沿って考えていると思いますし
そうすることで見落としや抜け漏れが減ると共に
高い精度の仮説を立てられるのではないでしょうか?
そうであるならば
姿勢を見る時にランドマークについて学んだり
姿勢の分類について学んだり
それを基にどの様に仮説を立てれば良いかを学んだ様に
ビジネスについても
どの様なポイントを見て
どの様にその情報を整理して
その情報を基にどの様に仮説を立てれば良いのか?
といったチェックリストや考え方を
学ぶことが大切だと思います
これがしっかりと創られていれば
新たなチェックリストを加えたり
余計なものを省いていったり
順序立てて考えていくことなどが
可能になりますよね
そして、教える側の人間は
おそらく上記の様なことを
無意識で行っている場合が多いと思いますが
無意識に行っている事を「形式知」として言語化する能力や
抽象と具体を使い分けて、分かりやすく伝える能力などが
必要になってきます
いつも書かせて頂いている様に
自分が出来ることと、教えられることは
別の次元の話です
人に教える立場に立つのであれば
教わる人以上の努力と実践が大切ですね
としお