Tweet
カンナが本当にくれたのもの
私はこの活動を通じて
人と人がつながって
お互いがお互いに想いを馳せ合うことで
平和は作れると信じて
カンナのバトンを繋いでいます
そしてそんなことをしていたら
こんなことも伝えられることに気づいています
子どもたちに
世の中の人たちに
そして人間不信になったり
コミュニケーションがうまくいかないで悩んでいる人たちに
「そんなことないですよ、人間って捨てたものではないですよ」
「本当に実際にこんなことがありますもの」を伝えられると
カンナ自体は今やたくさんの人たちに知られました
それぞれがそれぞれの表現方法で伝えるでしょう
原爆から１ヶ月でカンナが咲いた事実だって
瓦礫と一緒に捨てられて存在しなかったことになるところを
カメラに収めた「人」が存在したこと
50年経って周りの反対を押してまでも掲げた「人」が存在したこと
掲げても10年の間話題に上らなかったこの写真
ほとんどが足を止めないで通り過ぎるこの写真を
自分のお金を使って一人で伝えてきた「人」
このような「人」たちがいることだけでも
『人間って捨てたものではない』と思うのです
そしてカンナ・プロジェクトという
『誰も知らないでも済んでいたこと 需要のないもの』を
こんなにたくさんの人たちが手を添え
気持ちを添えて賛同したり参加したり
難しい局面を打破してきたことに
人間の本質を見るわけなのです
そこにこそ感動があるように思います
「人」なんです
あの日咲いた真っ赤なカンナは
あの日 原爆だかなんだか得体の知れないものへの恐怖から
生きる一筋の光と希望をくれました
そして現在に至っては
「人間は捨てたものではない」
「だから、私たちはどう生きたらよいのか」をくれている
そう思うのです
カンナが咲いたことの意味
カンナが私たち人間に教えてくれたことは
こういうことだったのではないかと思います
その意味あるカンナを伝えることで
「カンナ・プロジェクト」が
この多様化した現代の悩める人たちへの
小さな光となれたらと思うのです
苦しいこともあるだろさ
悲しいこともあるだろさ
だけど僕らはくじけない
泣くのは嫌だ笑っちゃお
（ひょっこりひょうたん島より）
Have a Canna Smile !
これからも世界中の人の心に咲かせられますように・・・
今年もカンナの植栽の時期を迎えています
世界中の人の心に平和と希望の花を咲かせましょう
カンナ・プロジェクトsince2004 by Riho Tachibana
ホームページ canna-project.com
