- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
二十四節気「春分」
3月20日は春分の日でした
お彼岸のお中日でした
皆さんはお墓まいりに行かれたでしょうか
私も行ってまいりました
お彼岸は春と秋にあります
春分 秋分の日をはさむ前後七日間を「彼岸」と言いいます
初日は「彼岸の入り」
真ん中は「中日」
最後の日を「彼岸明け」
この中日を春分の日・秋分の日として国民の祝日になっています
国民の祝日としての春分の日・秋分の日の目的は少し違いがあるのですね
「春分の日」は「自然をたたえ生物をいつくしむため」に
「秋分の日」は「祖先を尊び亡くなった人をしのぶため」に
と国民の祝日に定められているのです
でもいずれもあの世(彼岸)の死者の安らかな成仏を願うのは同じです
真東には「東方浄土の世界」
真西には「西方浄土の世界」があるとされていて
春分の日・秋分の日は太陽が真東から出て真西に沈むことから
この日の太陽を拝み故人の霊を供養すると
迷わず極楽浄土に成仏できるといわれています
お彼岸と言えば「ぼたもち」ですね
これも春と秋では呼び方が違います
春は牡丹になぞらえて「ぼたもち」
秋は萩になぞらえて「おはぎ」
と呼ぶと伝えられています
「ぼたもち」と言いますが「おもち」のようにつきません
練りつぶして作ります
おめでたい時のように「ぺったん、ぺったん」とにぎやかではなく
故人を忍びながら音を立てずに練りつぶしたのでしょうね・・・・
いつついたかお隣さんにも気づかれない「ぼたもち」「おはぎ」
「夜舟 北窓 隣知らず」と言う言い方があるそうです
夜舟はいつ着いたのかわからないことから「着き知らず」
北窓は月が見えないことから「月知らず」
いつついたのか知らないことから「つき知らず」
面白い言葉遊びですね
二十四節気「春分」の七十二候は
初候(3月20日〜24日)雀巣食い始める
次候(3月25日〜29日)桜開き始める
末候(3月30日〜4月4日)雷声を発す
今年は今日3月21日桜の開花宣言が出ました
春分の日のニュースでは靖国神社の桜が3輪咲いたと
この日は暖かかったですね
21日は寒の戻り とても寒かったです
しかしこの日5輪咲いていよいよ開花宣言となりました
いよいよお花見ですね
こんな素敵なお菓子をいただきました
の下でいただきたいですね
お墓まいりについては
Syufeel様から執筆の依頼を頂いて書いた記事をご参考になさってくださいませ
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一般社団法人橘流恕学(jyogaku)アカデミー
一般社団法人橘流恕学アカデミーでは、マナー研修・茶道・和文化などを通して
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「恕学」とは「自分を受け入れること」「相手を受け入れること」「互いに想いを馳せ合うこと」「相手の身になる」を実践して豊かな人生を送るための学びです
橘 凛保(Riho Tachibana)