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ドイツのお菓子でお濃茶
お濃茶とシュトレン 面白い組み合わせかも知れませんね
今年の子どもたちの初めてお濃茶でした
怪我をした子やお出かけする子が多く参加者が少なかったので
思い切ってお濃茶をしてみました
長年通ってきている中学３年生に濃茶点前をしてもらいました
よく覚えましたね
中学１年生にはお正客
小学５年生はお詰めをしてもらいました
ちょうどボランティア協議会の会議と重なり
私は少し退席しなければならないことになってしまいましたが
戻ってみると上の子が下の子たちを丁寧に教えて席入を始めていてくれました
成長していく姿を見ると
ボランティアの苦労は報われてしまうものです
さて この日のお菓子はドイツの「シュトレン」です
シュトレンというお菓子をご存知ですか？
私は今から１５年くらい前に京都のお茶の宗匠のお稽古の帰り道に
京都のパン屋さんで見つけたのが初めてでした
調べてみると これがなんとも素敵なお話なのです
ドイツではツリーを飾って
クリスマスを迎えるまでのウキウキした気持ちを表すかのように
毎日１cmほどに切り分けたこのお菓子を
家族でいただくのだそうです
焼きたてから干潟うに連れて味が変化するのです
日持ちのするお菓子ですから
毎日少しづつ変わるその味の変化も楽しめるそうです
日本でも同じでしたね「もう幾つ寝るとお正月〜〜」と
待ち焦がれる想いってなんだかドキドキしますね
旭川のカンナ大使さんのパン屋さんに頼みました
茶道の子どもたちが美味しい美味しいと言いながらいただきました
そのあとは初めてのお濃茶です
昨日は２年生女の子の弟（年中組）が参加しました
その子の態度がとても立派でした
そのおかげかいつもはふざけてばかりいる１年生の女の子が
ちゃんと正座をして取り組んでいました
おふざけの１年生の男の子たちは
野点の「おもてなし」を通してぐんと成長してくれました
袴をはいて着物を着て まずは格好からですが
子どもたちは本当に可能性を秘めていますね
最後は今年の干支のお茶碗で和やかにお薄をいただきました
お茶碗の拝見の時に
「このお猿さんのお茶碗と次に会うのは１２年後ですね」と言うと
「え〜〜〜〜 私２７歳だ〜〜！！」
「私は２５歳！」
１年生の子でも大学生になってるんですね・・・・
それまでずっと続けていてくれるといいなあ・・・
どんな大人なるのかしら・・・・
申年のお稽古も 無事に稽古収めとなりました
また来年も頑張りましょうね
