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カナダの小さな町 と New York Times

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今日のカナダ大平原は太陽の光に雪がキラキラ輝いています。

マイナスの温度の雪はサラサラでキュッキュと音がします。

 

雪がまぶしい〜〜と、騒ぎながら、New York Timesを開くと、 アメリカの就業事情についてこんな結果が発表されていました。

 

単純労働者、生産労働者の仕事がなくなった!

俺たちの仕事を取り戻してくれるのはトランプだけだ!と低級な、教育のない白人たちがこぞって投票したんでしたよね。

 

このグラフを見て下さい。

実はオバマ政権になってから、仕事は増えているんです。

 

ただ! ははは。

仕事が戻って来てないのは白人だけ。

2007年以来、アジア系・ヒスパニック系・黒人の仕事は増えています。

 

アメリカの労働人口の15%しか占めてないヒスパニックの人たちは、仕事数の半分以上をものにしています。

黒人、アジア人は不況時になくした仕事をはるかに上回る仕事数に恵まれています。

 

ところが、労働人口の78% を占める白人は、この9年で70万もの仕事を失ったままです。

 

そこで大問題。

嘘つき低級なトランプが白人に約束したこと。

「仕事を戻してやる、しかも高給な。」

果たせると思いますか?

トランプ以外の人はみんな「無理」と言っています。

 

New York Times はこう述べています。

「国が発展するためには、つまり良質の仕事が増えるのは、新しいテクノロジーと人的資源への投資が必須。 それら投資が集中するのは都市部。 教育レベルの低い白人たちは田舎に住む人が大多数。 田舎の小さなコミュニティーに深く根をおろし、他の場所への移動を極端に嫌う。 従って、発展から取り残される。」

 

アメリカやカナダだけでなく、普通移民する人たちは、もちろん大都市を目指します。

そこには新しく創設された分野への労働力が必要とされているという当たり前の理由で。

 

移民の人達は、強い動機付けを持った人が多いです。

一生懸命働き、自分を向上させようと努力します。

そんな労働市場に支えられているのがアメリカ・カナダです。

 

 

 

私自身もカナダに移民したひとり。

とりあえず長年の自分へのご褒美として、のんびり大平原でも眺めながら一休みしようかなと、カナダ・アルバータ州の小さな町のそのまた10キロはずれに住んでいます。

 

面白い!

私の観察と、New York Times の言っていることと一緒や〜と感激。

とりあえずおもろい所に住んでるらしい。

 

小さな町の学校からも、すでにNew York Times を裏付ける事情があるようです。

 

地元にひとつだけある高校。

さすがカナダという先進的な教育を取り入れている学校ですが、完全にふたつのグループに分かれています。

将来のEducatedUneducated people とのふたつのグループです。

 

出来る子のコースと出来ない子のコースとのレベルの差は、思わず Eugenics (優生学:優秀な遺伝子だけを残すべく教育・社会を操作すること)が裏にある陰謀か!と思うくらいです。

 

出来る子のコース(アルバータでは −1ダッシュワンと呼ばれます)には先生も相当力を注ぎ、クリティカル・シンキングを徹底的に鍛えて行きます。 出来ない子のコース(−2ダッシュツー)のレベルの低さ、学ぶ態度のお粗末さな息を飲むほどです。 動物園レベルと言ってもいいかも。 一度ダッシュツーに入ると、そこから這い上がるのはまず無理なくらい、レベルの差がひどいです。

 

ははぁ。。カナダの大学の優秀さ、社会のレベルはここから創出されているのかぁ。

駄目頭脳はもとから相手にしてないのかぁ。

と、思わず考えたりもしてしまうほど、正に Eugenics っぽいです。

だから、カナダに留学するには、日本でもかなり優秀で、ダッシュワンに入れるレベルでないと意義がないよ!とコラムを書きました。

 

そして、そのダッシュワンで卒業した子たちは、大学へと進学して行きます。

大学卒業後はその能力を生かせる仕事についていきます。

もちろん、都会にしかそんな仕事はありません。

地元の小さな町になんか戻って来ません。

 

残っている人たちは実に小さな町への愛着が強いです。

「あそこの通りの誰々さんが、そっちの誰々さんと結婚した。。」とかの話題が共通の世間話しです。

生まれた時からこの小さな町に住んで、ここで結婚し、子供を育て年を取っていく。

そして、この町が世界で一番素晴らしいところだとマジで信じているみたいです。

経済は悪く失業者も多いです。

 

 

車で15分かかる町に行くたびにNew York Times が描いたのと同じ光景が見えます。

 

 

 

カナダ人相棒はこの町出身です。

大学を出たあと、都会で仕事をし、そのあと日本に行きました。

他の世界を見たい!という理由で、結局日本に28年。

 

私は38年日本で教育に携わったあと、相棒と一緒にカナダに引っ越し。

移住というより、引っ越しという気楽な感覚で。

留学の面倒をみる間、そして「カナダにホームステイに行きたい!」という生徒の夢をもう一回だけ叶える間、カナダの大平原もいいかなと。

 

景色はすごい!です。

脳細胞の構成が変わるような景色が窓の外に広がります。

長年頑張ったあとの休暇のような気分です。

 

ここから世界を眺めている気分です。


 

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