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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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流行の兆し iDeCo

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税金

iDeCo(イデコ) 個人型確定拠出年金の愛称です。


従来からありました制度ですが、20171月から加入対象者が拡大され、ほぼ誰でも加入でき、しかも節税のメリットもあり、一気に広がりそうな気配です。

 

1)個人型確定拠出年金の概要


公的年金に上乗せして給付を受ける私的年金のひとつです。


掛金を定めて加入者が拠出し、加入者自らが運用し、掛金とその運用益との合計額をもとに給付 額が決定されます。


従来の年金は給付額が確定していますが、個人型確定拠出金は給付額は確定していません。


運用成果により受取額が変動します。

 

2)加入対象者


従来は自営業者の方などに限られていましたが、平成29年1月からは、企業年金を実施している企業にお勤めの方や公務員、専業主婦の方を含め、基本的にすべての方が加入できるようになります。

 

3)掛金限度額


・自営業者 6.8万円/


・企業年金に加入していない会社員 2.3万円/


・専業主婦 2.3万円/


・公務員、企業年金に加入している会社員 2万円/月※1 あるいは1.2万円/月※2


1 企業年金に加入している会社員のうち、「企業型確定拠出年金にのみ加入している方」

2 上記※1以外

 

43つの節税メリット


(イ)拠出時・・・掛金が全額所得控除されます。例えば自営者業で毎月6.8万円支払っている場合、81.6万円が所得控除の対象となります。


(ロ)運用時・・・運用益は非課税です。


(ハ)給付時・・・一時金として受け取る場合は「退職所得控除」、年金として受け取る場合は「公的年金等控除」という大きな控除が受けられます。

 

5)注意事項


(イ)引出制限

掛金を60歳になるまで拠出し、60歳以降、加入期間などに応じて受給できる年齢が決まります。


原則60歳まで引き出すことができません。


(ロ)口座管理料

運営管理機関に支払う加入時の手数料や毎月の口座管理費などの各種手数料があります。


運営管理機関によって手数料は違います。


(ハ)運用

拠出した掛金の運用は、運営管理機関が提示する運用商品(預貯金、保険商品、投資信託、信託等)の中から、加入者自らが選択し運用します。


選択した運用商品は、原則いつでも変更することができます。


また、運用商品の中には、元本保証のない商品もあります。

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