今までは来客に対して「性善説」として対応できた日本ですが、いよいよ「性悪説」として対応しなければならない時代が到来したと思います。
私も最近、新築物件に対しては出来るだけ「防犯性」を高めるデザイン・設備配置を心がけています。
今回はインターホンに関してです。
先日の事件のニュースでちらっと見えたインターホンは、会話型のタイプでした。
インターホンにカメラ付であっても変装していたらわからなかったかもしれませんが、これからの宅配業はIDカードの携帯や訪問前の事前連絡制度などが導入されるでしょうからカメラとの併用でより安心した受け取りができると思います。
特に独居老人の世帯では、お年寄りの方に「さっき訪問販売にきた人はどんな人?」と聞いてもあいまいな答えが返ってきます。
ご本人の操作は難しいかもしれませんが、不在時もインターホンカメラの映像が記録できるタイプは、何かあったときの記録になりますのでぜひ導入したい設備の一つです。
次回はオートロックについてです。
介護福祉建築家 斉藤のブログも宜しくお願いします
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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