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田中 真由美
田中 真由美
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閲覧数順 2017年08月22日更新

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英語が出来る国世界ランキングー日本は?

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日本の英語教育

World Economic Forum から「英語が出来る国世界ランキング」が発表されました。

”Which countries are best at English as a second language?”

日本は?

お察しの通り、残念ながら悲惨な「英語下手」現象は健在です。

 

ヨーロッパ圏が強いのは言語の特性、民族の歴史から当然ですが、アジアでの地位が嘆かわしいです。

 アジアでの最下位はかろうじて免れましたが、こんな気になる結論が出されています。

 

Innovation and wealth

 

The report found that better English in a country correlates with higher income, higher levels of innovation and a better quality of life

In nearly all countries surveyed, women had stronger English skills than men.

 

「結論として、英語能力が高いほど、収入が高く、技術革新レベルが高く、生活の質が高いということ。 調査に参加した国のほとんどで、女性の方が男性より英語能力が高い。」

 

アジアランキングで日本より英語能力の高い国々を見てみましょう。

 

一位のシンガポールは納得。

現在日本よりはるかにお金持ちの国になっています。

 

他はどうでしょうか?

フィリピン、インド、韓国、香港、ベトナム、インドネシア、台湾。

 

World Economic Forum が出した結論とは、少々ずれのある日本の姿が見えて来ます。

日本人はなぜ英語が出来ないか?!

 

「英語」を生き物ではなく、単に記号の羅列と見ているからではないかと思います。

特にカナダに腰を据えて暮らし始めて、その日本人の間違いが見えて来た気がします。

 

38年間日本で英語の思考法指導を続けて来た私自身でさえ、英語の国に暮せば見えてくるのは

「この人達は別種の人間」ということです。

 

考え方が根底から違います。

クリティカル・シンキングの基本の基本 “Why” “How” “For example” で頭脳が成り立っていると思います。

 

何を話しても必ず理由が必要です。

それも具体的で、実例付きの。

曖昧な抽象的な単語を使うことは余りありません。

使ったとしても、必ずその後にその具体的な説明が付きます。

 

小さな子に話をしていても、”Why” “How” の質問攻めに合います。

社会の一線で活躍している人たちも同じです。

「あ・うん」の呼吸、「言わないでもわかってくれる」な〜んてことは絶対起こりません。

 

明確・具体的。 これに尽きます。

そこに気をつけると、商談から子供との話しまでうまく進みます。

 

そして面白いことに、クリティカル・シンキングに欠かせない大切なひとつ。

“Tolerate uncertainty”(確信の持てないこともあると納得すること)が徹底しています。

曖昧なことははっきり「わからない」と言います。

でも「わからない」で終わるのではなく、「やってみよう」となります。

 

うまくいけば、またその次に進み、うまくいかなかったら違う方法でやり直すか、全く別のことを始めます。

子供の遊びからトップビジネスまで、同じです。

 

これが「英語の考え方」で、その「考え」を発声したり文字にするのが「英語言語」という媒体です。

 

“Why” “How” “For example” を簡単明瞭に理解し、「やってみよう!」そして次に行こう!という思考法が身に付けばつくほど英語能力は上がります。

Innovation 能力も上がります。

今の世界では技術革新が、国の力に非常に大切なのは言うまでもありません。

 

それが今回の英語能力ランキングの結論になっていると思います。

革新力が上がり、豊かになれば、英語力も上がる。

英語力も上がれば革新力も上がり豊かになる。

 

日本だけ、この相関関係が成り立たないのはなぜでしょう。

日本人は「形式」「常用句」「緻密すぎる計画書・反省」の考え方です。

何十年にも渡り続いている日本人の英語勉強法は、「形式」「常用句」を緻密に覚えることです。

 

例えば日経新聞が連載している日経ビジネス英語も未だに同じことやってます。

「アサイチで」は英語で何と言う?

“first thing in the morning”

 

これを覚えてどうするんでしょう?

いつ使うのかは、全くその時に話題になっている事により異なります。

「アサイチで」の “Why” “How” “For example” は?

 

”Uncertain” なものを極端に嫌うのも日本人の特性です。

医者に「絶対直して下さい!」教師に「先生のくせに知らないんですか?」

 

 英語を必修にし、税金を使い外国人指導助手を投入し、お決まりの海外ホームステイをし、大学が海外研修制度を作り、外国人学生を三顧の礼で呼び、社会人になっても英語勉強にお金を使い、何をどうやっても日本人の英語能力が上がらないのは、そういうわけだと思います。

 

今年の9月にカナダに定住するまで、38年間日本の子供に “Why” “How” “For example” の思考法を英語で教えて来ました。

日本社会に暮らしている子供に教えることは至難の技でしたね。

社会・学校・親の影響の方が大きいですからね。

 

しかし、この思考法にはまった生徒たちは、急に英語能力があがるだけでなく、周りを見る力も大きく上がります。 革新力かな?

そんな生徒たちをオンライン授業でカナダから面倒を見続けています。

クリティカル・シンキングの国から。

 

大人は。。。

カチカチですね。

大人だけでなく、一般的に高校生以上はもう手遅れかもと思います。

 

和英辞書からそっくりそのままの単語。

常用フレーズをそこここに意味なく当てはめ、抽象的で何が言いたいのかさっぱり不明。

もともと自分の考えなどないところに、無理やり英語の抽象的な名詞ばかり使うので、どんどん意味不明に。

自分たちが「考え」と思っていることが実は単なる「感情」であることに気がついていない。

日本語ならなんとか誤魔化せるところが、英語になるとそうはいかないので立ち往生。

 

これが今回のランキングを下げている大きな理由だと考えます。

 

では、どうしたら?

 

学校も会社も見捨てて、な〜んてわけにはいかないから、勇気を持って休んで、カナダの小さな町にいらっしゃい。

英語で自分の存在感を作ることがどれだけ難しいのか、体験しに。

 

やっと、”Why” “How” “For example” の意味が理解できると思いますよ。

 

Come Join Me!

 

 

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