NHK「トップランナー」の言葉(知的生きかた文庫) - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

平 仁
ABC税理士法人 税理士
東京都
税理士
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NHK「トップランナー」の言葉(知的生きかた文庫)

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雑感 書評
今日は、チャンスをつかみたい方にオススメしたい本を紹介します。

「NHK「トップランナー」の言葉」
(NHK「トップランナー」制作班編、知的生きかた文庫2008)です。

NHKの人気番組「トップランナー」から28人のメッセージを
ピックアップして本としてまとめたもので、
第1章 チャンスはいつもすぐそばにある!
第2章 夢中になれること、ありますか?
第3章 きっかけは自分で作れる!
第4章 「このままじゃダメだ」と思ったとき
第5章 仕事が楽しければ、人生はもっと楽しい!
第6章 自分にしかできないものって?
の6章構成になっています。

巻頭に取り上げられているリリー・フランキー氏の
「どんな仕事でも「得意です!」と答えて、受けてから勉強する」

これって、ただのはったりではないんですね。
私もよく使いますが、これほど怖い言葉はないんです。
もし出来なければ、一切の信用を失いますからね。
言ったこっちは死んでもやりきらなければいけないんです。
リリー・フランキー氏は、本書15ページでこう言っています。
「どんな仕事でも「得意です」と答えて、受けてから勉強するように
していました。新しいことをやろうとしているときはすごく
一生懸命だし、どんどんうまくなっていくから楽しかったんです。」と。

この点については、第2章で取り上げられている久石譲氏は、
「1回でもつまらない仕事をしちゃえば、そこで終わりですね」
と言われています(本書71ページ)。だから一生勉強するのだそうです。
プロフェッショナルの仕事はそういうものかもしれませんね。

また、「やりたいと思ったら、そうなるんだって思いこむのが第1歩」
(本書85ページ)と言うのは周防正行監督。「たとえば映画監督を
目指している人は、「自分は映画監督になるんだ、なれるんだ。」と
信じないと。そうしないと、何にもなれないもんですよ」と。

思いを口に出すことで、退路を断つことにもなりますが、
本当にそうなりたいのであれば、思いを形にするために
どんどん口に出すべきなんでしょうね。

私の場合はどうですかね。2つの方向性がありますが、
「お客様のためになくてはならない税理士事務所を作る」
「右山先生や山本先生のような堂々と意見を言える実務研究者になる」
という2つの夢を持っています。

頑張るぞ!