10月のマーケット情報　日本株は上昇、欧米は下落

世界の株価概況

10月の株価指数は、MSCIオールカントリーでは-0.94%の下落です。
先進国の株価指数も－1.00%の下落、新興国のエマージングマーケット指数も－0.47%下落しています。
地域ではアジア太平洋指数が－0.93%の下落、欧州のSTOXX600も－1.90%の下落、中東・アフリカのブルムバーグGCC200は－2.87%の下落です。

先進国株価指数月間当落

日本を除く、多くの市場が下げています。



上昇1位は日経225で5.93%の上昇、2位も日本のTOPIXで5.31%上昇、3位はイタリアのFTSE MIBで4.41%上昇、4位はスペインのIBEX35で4.14%の上昇です。
下落した1位はニュージーランドのNZX50で－5.44%の下落、2位はスイスのSMIで－3.82%の下落、3位はフィンランドのOMXヘルシンキで－2.75%の下落でした。

新興国およびフロンティア国株価指数

新興国とフロンティア国の多くは上昇しました。



上昇1位はブラジルのボペスパ指数で11.23%の急騰、2位はハンガリーのブタペスト証取指数で7.73%の上昇、3位はチリのIPSAで6.84%上昇、4位はチェコのプラハPXで6.84%の上昇です。

下落1位はアラブ首長国連邦　ドバイの金融市場総合で－4.09%の下落、2位はナイジェリアの全株指数で－4.04%の下落、3位はフィリピンの総合指数で－2.95%の下落です。

主要長期国債利回り月間変化

10月の主要国債の金利は上昇(価格は下落)しています。



英国、フランス、ドイツの金利は大きな変動です。米国の金利はFRBの利上げ決定待ちの状況です。

主要商品先物価格および不動産・商品指数

10月の主要商品・不動産の変動は大きな変化となっています。
ロンドンの非鉄金属は値上がり。
原油はWTI、北海ブレントは値下り、ドバイ原油は上昇しています。
穀物は、大きく値上がり。
不動産は金利の動向で大きく下げています

文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス　マイ　エフ・ピー　代表　吉野　充巨
ファイナンシャルプランニングと投資助言で人生設計から資産形成までサポートする保険や投資信託等金融商品を販売しないフィーオンリーのアメリカ型ファイナンシャル・プランナー≒独立系顧問料制アドバイザー。

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