- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
二十四節気「寒露」
秋分から数えて15日頃
10月8日は二十四節気の「寒露」でした
このところパソコンに向かう時間が取れず
今頃の投稿になってしまいましたが
今日11日の東京は 随分と涼しくなりました
やはり秋ですね
晩夏から初秋にかけて
草花に宿る冷たい露のことを
寒露といいます
雁などの冬鳥が渡ってきます
東北被災地でご縁をいただいた方から
今年は随分早い時期に 雁が渡ってきたとお便りがありました
初候は「雁来る」(10/8~10/12)
菊が咲き始めるといわれる頃でもあります
旧暦の重陽の節句はこの頃ですから
やはり「菊の節句」ですね
次候は「菊花開く」(10/13~10/17)
13日はのちの月「栗名月」とも呼ばれています
栗がおいしいですね
寒露の末候は「キリギリス戸にあり」(10/18~10/22)
鳴き声はきいても姿は見ることのない虫たちです
先日の子どもたちの茶道では
栗名月にちなんで栗と13個の月見団子を飾り
「のちの月」をテーマにしました
同じと場所で月を愛でる風習が「のちの月」です
台風シーズンのこの時期には 間も無く刈り取りを迎える稲や
農作物を守るためにも遠出はせずに待機するという戒めです
そんな戒めも「のちの月」という美しい言葉が風流を醸し出してくれますね
嵐がなければ 月見酒もいいですね
今年は10月13日です
私はこの寒露の間に誕生日を迎えます
一つ年を重ねます
毎年季節はめぐり 自然はめぐります
同じようなことを繰り返しているようで
どこかが違います・・・・
一般社団法人橘流恕学(jyogaku)アカデミーhttp://tachibanaryu.net/
一般社団法人橘流恕学アカデミーでは、マナー研修・茶道・和文化などを通して
「恕」の精神を伝えています
「恕学」とは「自分を受け入れること」「相手を受け入れること」「互いに想いを馳せ合うこと」「相手の身になる」を実践して豊かな人生を送るための学びです
橘 凛保(Riho Tachibana)