秋の七草(3)授業に七草を生けてみる - 婚活全般 - 専門家プロファイル

橘 凛保
社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
東京都
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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秋の七草(3)授業に七草を生けてみる

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講習

秋の七草「女郎花」


授業で「女郎花」を生けてみました


女郎花と書いて「おみなえし」と読みます

「おみなめし」とも読んで能の演目にもあります



ついつい授業は脱線してしまうのです





京都の宇佐八幡宮と石清水八幡宮のお話です

ある僧が参詣しようと男山へ向かうと女郎花の花が咲いていた

僧はその花を手折ろうとすると

花守りの老人が現れこれを咎めます

そのことに縁を受け参詣の案内を受けることになります

別れ際に僧は「女郎花と男山の関係」について質問をします

老人は山の麓の男塚と女塚まで僧を案内して

男塚が小野頼風の墓

女塚は都の女(妻)の墓であると説明して姿を消します

僧が二人のために読経すると夫婦の霊が現れます

そこで語られることが「女郎花」の由来です

女はその男の裏切りに対する深い恨みの心から川に身を投げ

それを知った男が女を葬ったところに一本の女郎花が咲いた

男は妻が女郎花になったと思いそばによると花は男を避け 

男が離れるとまたもとにもどる・・・・これを繰り返す

男は女を哀れみ自らの咎ゆえと感じ同じ川に身を投げる

共に葬られることとなったのだが

地獄ではその責め苦に苛まれて続けているという・・・・・

僧はその責め苦を解くべく読経をする


そんな話が「女郎花」にはあるのです

そんなことを思うとこの花の見方も変わりますね

「女郎」は若い女性を示す言葉です

どうも私どもは「遊女」を思い浮かべてしまいますね





萩 すすき 葛 なでしこ おみなえし ふじばかま ききょう


お休みしている能のお稽古 そろそろ再開できるかしらん・・・・







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