1階の採光確保のために設計した強化ガラス張りの床 - 建築家への相談 - 専門家プロファイル

のせ一級建築士事務所 代表
東京都
一級建築士 インテリアコーディネーター
03-5935-8330
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:住宅設計・構造

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

1階の採光確保のために設計した強化ガラス張りの床

- good

  1. 住宅・不動産
  2. 住宅設計・構造
  3. 建築家への相談

強化ガラスを使った床は、ガラスが高いのでコストがかかりますが、

1階が薄暗くなってしまうような立地条件のお住まいにはお薦めの設計です。

2階床の骨組みは、甲乙梁構造(根太レス工法)で設計していたので、910mmピッチで梁が渡っており、

その一マス単位で、ガラスを貼っておりました。

透明強化10mm合わせガラスを使いました。

耐荷重は、確か200kgだったかな?

こちらは、一マスのみをガラス貼りにしたケースです。

2階リビング、ダイニングの様子です。

光が差し込む南面窓に面した位置に設計しました。

ものを置く予定のないスペース、人が歩かない端っこを選んで、設計しています。

住まわれてから撮らせていただいたものです。

ご主人の様子を、2階からチェックできちゃいます。

 

下の部屋から見たところです。

一マス分では、あまり効果がないかなぁ?と、図面の段階では少々不安でしたが、

お住まいが出来上がって、お伺いし、お話をうかがってみると、「光が入ります。付けてよかった!」とのこと。よかったでした。

 こちらは、根太レス工法(甲乙梁構造)の910ピッチマス、2ヶ分を使用しました。

やはり、南面、窓に面した位置に付けています。

こちらは、南道路で、日当たりのよいお住まいでした。

2階はプライベートルームとしてお使いいただいております。

1階は、間口の半分を玄関スペース(正面左の扉スペース)としてとられてしまったため、南に1間巾のサッシした付けられず、

ひろいリビングに光をもっと取り入れたかったので、強化ガラスの床をご採用いただきました。

 

ちなみに根太レス工法(甲乙梁構造)のマス目とは、この写真のマス目のことです。2階の床下の構造です。

posted by 野瀬有紀子

 

***********************************

 <女性建築士、インテリアコーディネーターと考える住まいづくり>

 のせ一級建築士事務所

住まいの建築、リフォーム、購入を考えていらっしゃる女性のためのセカンドオピニオン専門の建築士事務所です。

建築士ご挨拶

ご相談・サポート内容

ご相談・サポート料金

練馬区東大泉3-22-21 メゾンユニA棟1F 03-5935-8330

<アクセス>電車/西武池袋線・副都心線・有楽町線 大泉学園駅徒歩5~8分

 |  コラム一覧 | 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / 一級建築士 インテリアコーディネーター)
のせ一級建築士事務所 代表

女性のための住まい相談室

住まいの建築、購入、リフォームを考えていらっしゃる女性のための相談、サポート、セカンドオピニオン専門事務所です。一生に何度も経験する訳ではないので、解りにくい建築や不動産の事。 転ばぬ先の杖としてご利用いただければ幸いです。

03-5935-8330
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

このコラムに類似したコラム

12月24日(月)は、お菓子のお城づくりのお手伝いをします! 野瀬 有紀子 - 一級建築士 インテリアコーディネーター(2018/12/19 12:21)

東京都建築士事務所協会、会報誌コア東京1月号、編集後記を書いております 野瀬 有紀子 - 一級建築士 インテリアコーディネーター(2018/01/20 14:49)

土曜日、台風の影響、雨の相談会でした 野瀬 有紀子 - 一級建築士 インテリアコーディネーター(2017/10/25 12:20)

建築士事務所協会の講習会に参加しました 野瀬 有紀子 - 一級建築士 インテリアコーディネーター(2017/02/04 13:59)

雪の牧野富太郎記念庭園 野瀬 有紀子 - 一級建築士 インテリアコーディネーター(2016/11/24 21:04)