Decorex 2008 も刺激的でした
Decorex 2008 とは…
開催期間は9月21日から9月24日まで。
こちらも毎年ロンドンデザイナーズウィークに開催されます。
家具、ファブリック、照明、カーペット、壁紙など、幅広い分野の出展者や製品が展示され、''クウォリティーの高いフェア''です。
また、種々のセミナーやアクティビティが行われます。
開催場所は、ロンドンのザ・ロイヤル・ホスピタルチェルシーの一角。(写真)
ここは、退役軍人のための施設で、多くの緑に囲まれた美しいところです。
この展示会では日本を含めて東洋的、植物などの有機的なパターンが目につきました。
テーマカラーは100% Designと同じイエローグリーン系。
しかし、上記のトレンド一辺倒にならず、それぞれの出展商品の個性を出したものも多く見受けられました。
たとえば、クラシック調、北欧調、モダン調、デコ調など、
カラーも多様です。
この展示会の中でいちばん刺激的だったのはアンドリュー・マーチンのブース。(写真)
片面づつシルバーとブラックの巨大なロボットがいくつもそびえ立っいて圧巻。
実際の展示物は、東洋的にインスパイアされた斬新なデザインのファブリックや家具。
とても魅力的な商品です。
ちなみに、3年前にこのDecorexに訪れたときは巨大なミイラが立っていました。
また、このDecorex 2008 で行われたBIDA(英国インテリアデザイン協会)主催のトークセッションでは「町田ひろ子インテリアアカデミー校長・''町田ひろ子氏''」と「ロンドン在住プロダクトデザイナー''安積伸氏''」のお2人が''日本の魅力''をスピーチされました。
BIDAのDecorex 2008のテーマは「When the West Looks East」です。
今、東洋が注目されています。