- 谷澤 史子
- ミューズ・ブランディング・アカデミー(株) 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:人材育成
ひげはダンディズムの象徴でもあります。
しかし、ビジネスマナー研修や就業規則では「毎日ひげは剃ること」と言うのが常ですね。
なぜなら、社会人は清潔感が大切だからです。
清潔感はすべてに優先するのです。
口元を手で隠しながら話すと、本音が伝わりにくいものです。
ひげも同様に、本心を隠して話しているのではと思われる可能性があります。
ビジネスでは信用が大切ですからひげはマイナス要因になりますね。
デザイン系、アパレル系のサラリーマン、自営業等は、
個性的であることが仕事をする上で大切な要素です。
そういう方にはひげは自己演出として隠し技になります。
ひげのもたらす効果的な演出、それは
・貫禄があるように見える
・男らしく見える
・センスがあるように見える
・セクシーに見える
・童顔をカバーできる
しかし、ひげの手入れが行き届いてこそ得られる効果です。
スクリーンの中の無精ひげがセクシーな俳優も、
実はかなり計算された「野生っぽさ」の演出なのです。
貴方の仕事は「清潔感」と「野生っぽさ」どちらを求められていますか?
どのビジネスにも通用するイメージ戦略として、
私も「ビジネスではひげは剃る」というのがベストだと考えます。
来週は「歯」をテーマにお伝えします。