- 広瀬つみき
- つみきカレッジ 代表
- 2歳3歳専門の子育てアドバイザー
対象:子供の教育・受験
こんにちは、広瀬です。
毎月かてきょでは絵本を数冊読んでいます。いつもなかなか紹介できないのですが、今回はまとめてご紹介しますね!
まずは、紙芝居の「ごろん」。
ほのぼのしていい感じです。いろんな動物も出てきてかわいいです。
そして、僕のお気に入りの、「わにわに」シリーズ。
ここ数ヶ月見かけないなぁと思って、司書さんに聞いてみたら、場所が変わっていました。シュールなワニが最高に楽しいです。大型絵本版もありますが、今回は通常版で。
それと、もう一つのお気に入りシリーズ、あきやまただしさんの、「へんしんコンサート」。
「いやだ いやだ いやだ…」と言い続けていると、「ダイヤ ダイヤ ダイヤ〜」になっちゃう、楽しい言葉遊びが満載です。
毎回、マラソンやおばけ、コンサート、というように、テーマがあるのでおもしろいです。「へんしんおばけ」から「へんしんトンネル」にはつながりがある、ということはご存知でしたか?
そして今回、表紙を見て思わず手に取ったのが、「どこいったん」です。
カナダのイラストレーター、ジョン・グラッセンさんが初めて手がけた絵本を、あの長谷川義史さんが訳しています。
「どこいったん」ってなんか三重弁っぽく聞こえたのでつられて見てみたんですが、中身は関西弁でした(他地域の方からすれば似たようなものかもしれませんが、だいぶ違います)。
この絵本、すごくストーリーがいいです!秀逸です!!大人でも、「ほほ〜」と唸ってしまうことでしょう。
それから、楽しいしかけ絵本「りんごはいくつ?」
1、2、3、4、と数が増えていく絵本は多いですが、このように、5から始まるのは珍しいです。しかも、さらに、引き算までさせるという念の入れよう!これは楽しいです。
それにしても、果物の代表がいつもりんごなのは何故でしょうかね?キウイとか、ドラゴンフルーツとかが出てきてもおもしろいのに
続きましては、「はぐ」という絵本。
カタカナではなく、ひらがなで「はぐ」というのがいいですね。ちなみに私、前にも書いたと思いますが、日本はぐ協会の会員です(^^;;
ブタさんと女の子がハグしているのも、なかなかインパクトがありますが、この女の子の名前が、「きのこちゃん」。何故に?(笑)そして、まさかのシマウマさんとラクダさんのハグ!
たまりません。
最後に英語が出てくる絵本のご紹介。
まずは、五味太郎先生の、「Our book みんなのえほん」
カタカナで、「アワブック」と書いてあったので、泡?阿波??と疑問に感じましたが、we our us oursのourでした
時々、oursとか忘れちゃいますよね。
この絵本では、our○○という表現が何度も出てきますので、これ一冊で、ourは完璧になります(たぶん)。
表紙に、「えいごはいかが」と書いてあるのがいいですね。「ええ、いただきます」と言いたくなります。
トリは、「ええきもち ええかんじ」です。
なんか、ちょっとええかげんな感じのタイトルと、ファンキーな絵柄&色使いで脱力感満載ですが、これがなかなかいいんです!
「そのままでええんやで、あんたはあんた」という、これまた深イィ願いを込めた作品となっております。
日本語と英語が併記されているので、どちらでも読んであげられます。読み手としては、英語版として別の本があるより、この方がありがたいです。
それにしても、この原色系のどぎつい感じ(いい意味で)は、なかなか日本の絵本にはないですね。子どもの感性を育てるためには、いろんな刺激を与えてあげるといいですが、たまにはこうしたファンキーでベイベーな絵柄も見せてあげると、いいんじゃないかなぁと思います。
広瀬つみき
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