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「好ましいオフィス環境」で聞いた男女の感性の違い

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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 現場の事例・私の体験

 ある会合で、シェアオフィスの運営会社の方からうかがったお話が、とても興味深いものでした。

 

 シェアオフィスは、起業したての会社や個人事業主、小規模法人などが、複数の会社で同じスペースを共有するオフィスをいいますが、お話をうかがった運営会社は、主に女性を対象としたシェアオフィスを運営していて、最近は男性を対象にしたオフィスもやっているのだそうです。

 

 そこで「シェアオフィスに対する希望で、何か男女に差があるのか?」と尋ねたところ、実はその視点は全く違うのだということでした。

 

 まず男性の場合は、一人ひとりの区切られたスペースで、机やイスなど備品の環境、インターネットの環境、その他作業する上での使いやすさや機能の高さを望む傾向があるのだそうです。

 あまり面識がないような人と共有するようなオフィスであれば、知らない人とは接しないで済む、仕事に集中できるような、パーソナルなオフィス環境を望む人が多いのだそうです。

 

 これに対して女性の場合は、一人きりにならない、みんなで話しやすい雰囲気であることが望まれるそうで、シェアオフィスというよりコワーキングスペースのような共働空間を好み、机やイスもそのような配置がされていて、周囲とのコミュニケーションが取りやすいかどうかが重視されるそうです。

 男性の感覚とは反対に、「仕切られていて話せないようなオフィスは嫌だ」というのだそうです。

 

 私は男なので、男性の感覚には「なるほど、そうだな」と共感し、女性の感覚には「へぇ、そうなんだ」と驚きます。これが女性であれば、きっと私とは反対の感じ方をすることが多いのでしょう。

 

 ここで思ったのは、シェアオフィスに限らず、世の中のオフィス環境というのは、どちらかというとこの男性的な感覚で作られているケースの方が多いのではないかということです。

 

 最近は、オフィスでのコミュニケーションを活発にする目的で、できるだけパーテーションを減らしてオープンな環境にしたり、ちょっとしたミーティングができるスペースを、細かくいろいろな場所に設置したりといったことがされています。

 

 目指すところは、女性の感覚と同じ“コミュニケーションしやすい環境”なのですが、これは女性が言う「話せないようなオフィスは嫌だ」ということより、「もっとコミュニケーションを取らなければならない」という義務感のようなところから来ている感じがします。

 本音では「取り立てて話す必要がないならばそれで良い」という男性的な感覚に対して、「それでは仕事上好ましくない」といって引き戻しているような、そもそもの発想の起点が違っているように思います。

 

 このところ、女性の活躍推進がいろいろな場面で言われていますが、このようなところにも、男性目線が主体の部分があるのだとあらためて思い、男女間でお互いに認識を深めていかなければならないことがまだまだあると感じました。

 

 異性がお互いの気持ちや感性を理解するということは、本当に永遠のテーマのようです。

 

 

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