息子の誕生日。自分の誕生日に両親の誕生日プレゼントを渡すなんて、素敵すぎる！！！

自分整理®アドラー心理学スマイルリーダーの

宮崎佐智子です。

いつもご訪問いただきありがとうございます。

今日は、息子の誕生日でした。

ナルコレプシーの息子は、薬がないと

日々の生活に支障があります。

薬を持っていくという口実で、

昨夜予定を聴いたら、大学はお昼までと言うので、

ランチを一緒に食べようかと誘いました。

快く了解してくれたので、（それだけでもすごい進歩です）

誕生日ケーキを買っ出かけました。

学生寮の駐車場で待っていると、出てきた息子。

手には、紙袋を二つ。

冬物の洋服を持って帰ってと言うのかな…

と思っていたら、サッと差し出して

「どうぞ」と言わんばかりに差し出しました。

「何？」と聞いたら、

「どうぞ」と。

袋をよく見ると、きれいなので、買ったものと

すぐわかりました。

でまだピント来ません。

「誕生日」とだけ息子が言って初めて気づきました。

私の誕生日祝いだったのです。

しかも、５月誕生日の夫のも。

自分の誕生日に、親の誕生日プレゼントを

渡す息子。

なんて素敵なんだよ～～～！！！

ウルウル・・・・涙腺が・・・。

誕生日ケーキを冷蔵庫に入れて、

焼肉ランチに！！

お店に着くまでの２０分

食事をしながらの１時間半

近くのイオンまでの道中２０分

本当にいろんなことを話しました。

こんなに話したことあったっけ？？

というくらい。

息子が珍しく帽子をかぶっていたので、

「帽子似合うね。　オカン帽子かぶらなくなったもんね。」

と私が話したら・・・・

「帽子好きだったろ。　あの時からかぶらなくなったもんね。

　だけん、プレゼントは帽子。」　と。

サプライズプレゼントもめっちゃ嬉しかったけど

私が帽子をかぶらなくなったことを覚えてくれていたことに

本当に、めちゃめちゃうれしかったです。

泣きそうになりました。

なんで、帽子をかぶらなくなったかと言うと・・・

夫の一言からでした。

たぶん、息子が幼稚園か小学校低学年の

頃のことです。

帽子が大好きで、本当によくかぶっていたのですが、

ある日、夫が・・・・・

「帽子似合わんよ！！」　と私に言ったのです。

え～～～～？？？

似合うと思っていたのに、似合わんとはっきりと

言われてしまい、ショックでしたね。

それからかぶらなくなってしまったんです。

それを覚えていたなんて・・・・。

似合わなくたっていい！！

これからは、どんどんかぶってやるぞ！！

と、息子の誕生日の６月２１日を「帽子記念日」

にします！！

子どもて本当に親のことを良く見ているものです。

何気ない、両親の会話をずっと・・・１０年以上も

覚えているなんて・・・・。

親のことをよく観察しています。

親は、子どものことを、子どもと同じように

観察しているでしょうか？

当たり前のことをやるのは、当たり前ですが、

当たり前のことこそ、できて当然ではなく、

きちんと認めることが大事です。

もう似合わないとは、言わせない！！

素敵な一日でした。