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大河ドラマ「真田丸」のオープニングの米子大瀑布
この滝の映像の後ろ側にはこんな景色が広がっています
ここはかつて硫黄の鉱山だったそうです
昭和２４年閉山となったそうです
今から６７～８年前のことですね
現在８０歳のこちらの方からお聞きしたお話です
「この鉱山には沢山の人が働いていて
社宅があり 学校があり 共同のお風呂があったことをよく覚えていす」
ゴンドラが通っていたそうです
ここで子供時代を過ごしたそうです
中学生くらいまでこちらにいらしたのですね
「あの頃のみなさんは元気なのかしら・・・」
須坂市仁礼小学校の分教場だったそうです
「この滝も毎日見ていました」そうおっしゃりながら
涙ぐんでいらっしゃいました
「どうしても もう一度ここに来てみたかったのです」
ご一緒の方は姪御さんだそうです
「いろいろなところに連れて行ってくれるのです
本当にありがたいです」
「母は５２歳で亡くなって いってみれば母親のような存在です」
足元にはさまざまな草花が
ここまで登るのは私でも結構大変でした
杖をついて姪御さんが手を引かれてゆっくり登っていらっしゃいました
私でもきつい山道を本当に素晴らしいです
行きたい一心で登られたのでしょう
力強いカンナスマイルをくださいました
健康で長寿のまち日本一の須坂市ですから
「きっと皆さんお元気ですね」
仁れ礼小学校の分教場ならば当時の生徒たちの名簿もあるでしょう
車道もあるようですから
特別にバスで送迎してここで同窓会が叶ったら良いですね
たくさんお話ししてくださいました
私は一足お先に下山しました
道案内に沿って下りて行きましたが
かなりきついです
無事に下山されたのか案じています
車の道はかなりの遠回りなのではないでしょうか
当時のようにゴンドラがあったら一つの観光名所になるでしょうね
須坂の駅からここまでのゴンドラはどれくらいの距離だったのでしょうか
８０歳で山に登れる自分で居られるかしら
一人一人の人生にはそれぞれのストーリーがあります
ひょんなご縁からそのようなストーリーに触れることができ
それはさらに自分のストーリーに組み込まれていきます
ほんのすこし勇気を出してカンナスマイルもいただきました
皆さんも熊本を案じています
熊本に届けますね
