- 木村 和夫
- 有限会社 木村爽健 代表
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
水素水の説明を読んでいつも思います。
水素水の説明では、
・細胞が酸化して、細胞を傷つける活性酸素がたくさんある。
・水素水を飲むと、活性酸素と水素がくっついて無害化する。
と書かれています。
ところがミトコンドリア内部の働きを見ると、ごみとして出てくるのはむしろ水素イオンH+です。
とにかくたくさん出てきます。
下の図を見てもらうと、H+を一生懸命内膜から外膜に送り出そうとしていることがわかります。
ミトコンドリアの働き
wikipediaミトコンドリア
また、ミトコンドリアは酸素不足になると、働くことができません。
いわゆる酸欠が細胞内で起こると、ミトコンドリアが働かずに乳酸発酵という働きだけが行われます。
これがガン細胞の中で起こっていることです。
そんな細胞に水素水を入れて、わざわざ活性酸素を見つけに行って、くっついてくれるか?
それは、いくらなんでも都合が良すぎる理屈じゃないでしょうか?
では、水素水が効果がないかというと、そうとは言い切れません。
水素水は、別名アルカリイオン水なので電子をもっています(大した量じゃないですけどね)。
電子は、ミトコンドリア内で水素を内幕から外膜に移動させるためにたくさん必要です。
ビタミンも電子をもっていて、電子を補うと細胞が若返ると言われています。
おそらくは、水素水の電子がミトコンドリアで消費されて何らかの改善が起こるのだとと思います。
ガン患者が受ける高濃度ビタミン点滴は、電子補給をたくさんすることで、ミトコンドリアを元気にしてガン細胞を無くそうという考えです。
また、化粧品でビタミン入りをうたうところが多いですが、これも電子補給で細胞の若返りを狙っています。
水素水の説明は?が多いですが、電子が結果的にミトコンドリアの活動を活発にする手助けになっている可能性はあります。
また、水素の中には重水素という酸素を暴走させて、ガン化を促進させる水素があると言われています。
ハンガリーの実験では、重水素が少ない水を飲むと、ガンが無くなったり、ガンになりにくくなるという結果も出ています。
そういった水素を外に排出するためには、とにかく電子が必要なのは間違いありません。
でも、水素水で補うくらいなら、ビタミンの多い果物を食べるほうがよほど栄養バランスが良いと思います。
また、ライザブであれば、ほぼ無限に電子を放出するので、水素水みたいに常にお金がかかるということもないです。
ライザブについては、こちらをご覧下さい。
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- 木村 和夫
- (東京都 / 鍼灸師)
- 有限会社 木村爽健 代表
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