結婚とキャリア−vol.3 転職より強い影響 - キャリアプラン全般 - 専門家プロファイル

藤崎 葉子
株式会社サクセスボード キャリアカウンセラー
キャリアカウンセラー

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閲覧数順 2024年04月17日更新

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結婚とキャリア−vol.3 転職より強い影響

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  1. キャリア・仕事
  2. キャリアプラン
  3. キャリアプラン全般
キャリアの考え方 結婚とキャリア
結婚はキャリアにどう影響するのか・・
コラムの続きを考えながら、
思い出した話があります。

私は3年前に、
CDA(キャリア・ディベロップメントアドバイザー)
というキャリアカウンセリングの専門家の資格を
取ったのですが、その際にメンタルヘルスについても
勉強しました。

キャリア(仕事を軸にした生活、人生全般)に
大きく影響を与えるライフイベントとして
ストレスの大きいものを指標に表したものがあります。

『社会再適応評価尺度
(SRRS:Social Readjustment Rating Scale)』

人にストレスを与える原因のことを
ストレッサーといいますが、
上記尺度によると、ストレッサーの高いものとして
結婚もかなり上位にあがってきます。
※数値は「生活変化単位」を得点化したものです。

1位 配偶者の死    100点
2位 離婚       73点
3位 夫婦別居生活   65点
4位 拘留       63点
5位 親族の死     63点
6位 個人のけがや病気 53点
7位 結婚       50点 
8位 解雇・失業    47点
9位 夫婦の和解・調停 45点
10位 退職      45点

以上がベスト10で、ちなみに「転職」は

18位 転職      36点

となっており、結婚より全然点数が下なんです。

ちょっと真面目な話になってしまいましたが
いかに結婚が生活に変化をもたらすか、
よくおわかりいただけると思います。

このへんで、私の結婚生活の続きに戻ります。

先日も書きましたように、
私は社内恋愛で結婚したため、
上司に結婚を報告した3ヶ月後くらいに
(ちょうど年度変わりの4月を迎えたので)
事業部を異動し、職場も都内の浜松町から、
神奈川県の川崎市に移りました。

夫は当初は同じ浜松町にいましたので
同じ社内でロケーションが変わったということになります。

仕事内容は、法人営業から事務管理センターへ。
私としては、かなり不本意でした。
まだ、妊娠したわけでもないのに
変化や刺激の少ない、私としては
あまりやりがいのない、部門に異動したので。

女性の先輩たちのキャリアの流れとしては
ここにいる間に、妊娠&出産し、
また、この平和な職場に復帰して、
おとなしく事務センターに居つづけるというのが
王道のキャリアでした。

その時、28歳だった私。
自分のキャリアもこれで終わりか・・

くらいの気持ちで、悶々と半年くらい
仕事をしていました。
その間に、3月に引越し、5月に式を済ませ、
6月に新婚旅行から帰ってくると、
生活も落ち着き、

「私の人生このままでいいんだっけ・・?」

と思うようになり、いろいろと本を読んだり
学生時代の友人と話したり、ネットで情報を集めたりし始め、

「転職」や「人のキャリア」に関わる仕事がしたいな・・

と思うようになりました。

そこで、その年の秋には転職活動を少しずつ始めたのです。

今日はこのあたりでおいとまします。
続きは明日をお楽しみに!