- 上津原 章
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
- 山口県
- ファイナンシャルプランナー
-
0820-24-1240
対象:教育資金・教育ローン
朝夕まだ寒い中、桜前線は少しずつ北上しています。
4月から新しい学校へと進まれる方もいらっしゃるでしょう。
さて、今年から、山口県でも公立高校の進学区域が全県一区となりました。
極論を言えば、最東端の岩国市の中学生が、最西端の下関市の公立高校を受けることも無条件で可能です。今までは県内7学区に分かれ、学区外の入学者は多くても定員の10%以内と決まっていました。
このような大変化の中、珍事が起きました。
何と、県内屈指の進学校、徳山高校(普通科)で定員割れが起きました。
定員280名に対して志願者247名。0.9倍です。(前年度1.3倍)
東大進学者はあまりいませんが、早慶上智へは毎年数人程度現役合格。九州大学だと年によっては10名以上の合格者。上位1/2の成績であれば、国公立大学に現役合格可能。なのに、このたびの状況です。
定員割れということで、30名の2次募集を行いました。25名が受験し、14名が合格しました。二次募集だからといって手加減はなかったようです。
あくまでも推測ですが、
競争が激しくなると思った中学校の進路指導の先生が、合格の可能性がある生徒であっても、次のランクにある進学校を受けるように指導したのではないでしょうか。次のランクといっても偏差値は50代後半。3年間頑張れば、誰もが知っている有名大学に合格できるでしょう。
弊社では、受験予定のご子息がいらっしゃるお客様に、
「2番目を目指したら、2番目よりも上には行けない。」
ということから、まずは第一志望校を目指すようにお話しします。お客様と長いおつきあいをする中で、ご子息が第一志望の高校に合格したとご報告を受けると、とてもうれしくなるものです。
私も30年前に高校入試を受けました。最近の状況を時々インターネットで調べるのですが、大まかな傾向は昔と変わっていないようです。
あこがれの先輩がいたり、文化祭など活躍したい場があったりするなら、行きたい学校に合格するためチャレンジしてみませんか。
※この文章は、ライフプラン公式ブログの文章に最新情報を加えて、一部改変しております。
このコラムの執筆専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
「ライフプランの心」のコラム
声診断(2023/07/26 22:07)
物価上昇によって夢のお値段は変わるのか?(2023/07/26 22:07)
何を伝えて何を尋ねるのか(2023/07/01 00:07)
お金がどんどんふえる人と、お金で苦労する人(2023/03/31 21:03)
2025年、A I(人工知能)が人間を超える?(2023/02/28 20:02)
このコラムに類似したコラム
東工大の授業料値上げから考える、大学の資金繰り 上津原 章 - ファイナンシャルプランナー(2018/09/29 23:21)
子供たちの教育費の目安 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2012/02/24 10:00)