- 石川 智
- オフィス石川 代表
- 高知県
- ファイナンシャル・プランナー
対象:家計・ライフプラン
愛犬のフード選びに悩む私が伝えたい「生命保険のことを相談する人の探し方」
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こんにちは、石川です。
実は私、家族からの希望を受け入れて、昨年秋から犬を飼い始めました。
世話するのがきっと自分に押し付けられるのがわかっていたので(苦笑)、嫌々飼いはじめたのですが、段々と「家族の一員」となってきて、感情も移ってくるわけですね。
そうすると、例えば、ドッグフードの食いつきが悪くなったり、犬に体調の変化が見て取れたりすると、何と言うか、まるで「自分の子ども」の食事を気にする親のように、ドッグフードのことが気になってくるんです。
と、ここで、色んな情報が欲しいなぁと思い、
「ドッグフード」「ドッグフード 評判」
なんていう検索をしてみたら。。。
まぁ、それは沢山の情報サイトが出てきます。
全部みる余裕はないので、とりあえず、検索上位の情報サイトから見ていくんですが。
「無添加」「自然派」「アレルギーフリー」なんていう言葉が出てきて、ランキングなるものがあったり、情報サイトの運営者の意見として、
「それを目指しているフードが良いですよ」
「他のメーカーのフードは体に良くないものが沢山含まれています」
なんていう記事が目に留まります。
「あ~、自分がホームセンターやペットショップで買ったフードは、犬の健康にはよくないのか!」
とやや落ち込みながら、その「評価が高い」フードの紹介ページを見て、そのメーカーのホームページに飛ぶリンクにマウスをあわせてみたら、、、
そうなんですよね、結局、そのリンクをクリックすると、とあるアフィリエイトをその情報サイトが利用していることに気付いてしまいました(汗)
「自然派」のフードが良いという情報 → 具体的な商品紹介 → 「いいなぁ」と思ったユーザーはそれをクリック → 営者に広告収入が入る(運営者の大人の事情ですね)
別にこのシステムを活用してはいけないとは思いませんが、単純に「どんなドッグフードを選んだら、飼い犬にとっていいんだろう」と思い、その情報を集めたい自分にとっては、このアフィリエイトを使っているという事実で、すっかり興ざめしてしまいました。
あ~結局は広告手数料欲しさなのかなぁ、と。
もっと中立的な意見が知りたいなぁ、と。
広く、有益な情報を提供をすることは、とても意義深いですし、それを「個人」がすることは素晴らしいと思います。
しかし、この情報サイトで「ダメフード」として指摘されていたフードが本当に良くないのかどうかを、情報サイトの運営者の「大人の事情」を完全に排除して、知ることができないのは、非常に残念です。
実はこんな傾向が「保険選び」にも見受けられます。
ためしに「保険見直し」で検索してください。
明らかな事業者や保険会社、ショップなどはいいのですが、個人運営をしている「保険選び情報サイト」から、FP紹介サービスへのアフィリエイトが貼られていることは珍しくありません。
FP紹介サービスへ繋いで悪い訳ではないのですが、その「繋ぎ」が不自然にならないように、提供する保険の情報にもし偏りがあったとしたら、保険の見直しの情報を集めているユーザーのためには、決してならないのでは、と思います。
インターネットは、私たちが、簡単に「情報を見つけ出す」ツールとして便利になりました。
その一方で、偏った情報が流されてたり、情報収集そのものが、サイト運営者の小遣い稼ぎの片棒を担いだだけ、に終わってしまっている可能性もあるわけです。
それに注意しながら、ネットでの情報収集をしたいものですね。
ドッグフード情報に振り回されている私からの、経験に基くアドバイスでした。