ハンスヴェルナー・マクヴィッツ氏(Hanswerner Mackwitz)のオフィス兼研究所、
アルケミア・ノーバ(alchemia-nova)、革新的植物性化学物質研究所にてレクチャーを受けました。
こういうところは、普通の観光では なかなか来ることができません。
オフィス兼研究所は、ウイーンの街が見渡せるとても眺めのよい5階。
改修された古い建物がオフィスです。
エレベーターもないため、5階まで息を切らしながら上りました。
螺旋階段は石造りで、踏み面はすり減っておりました。
アイアン手すりは、とても素敵でした。
レクチャーの内容は、
石油にすべて頼ってきたスクラップ&ビルドの物造りのピークは過ぎました。
これまで廃棄されていた果物の種や植物の繊維など、
植物を原料として破棄しても土にかえるようなクローズドサークルの製品造りする時代がきています、
というようなもの。
最近、日本でもトウモロコシでできたプラスチックなんていうのをよく聞くようになりましたが、
そのたぐいのものを研究されています。
用が済み、いらなくなって廃棄されてもやがては土に帰ったり、
環境に負荷を与えず再利用できるような素材、見つけ、考えることが仕事のようです。
所要時間は2時間くらいで少々疲れましたが、内容のあるお話でした。
アルケミア・ノーヴァ
革新的植物性化学物質研究所
Obere Viaduktgasse 2, Top 24 and 29, A - 1030ウィーン、オーストリア
http://www.alchemia-nova.net
写真は左から、ホルガー・ケーニッヒ氏、石川先生、マクビッツ氏
写真をたくさんアップしました。
続きは、アセットフォー日記ブログをどうぞご覧下さい。
板橋、練馬エリアで太陽光発電設置・FP工法・オール電化の住まいを建築
<女性建築士と考える体に優しくエコロジーな住まい>
http://www.assetfor.co.jp
このコラムの執筆専門家
- 野瀬 有紀子
- (東京都 / 一級建築士 インテリアコーディネーター)
- のせ一級建築士事務所 代表
女性のための住まい相談室
住まいの建築、購入、リフォームを考えていらっしゃる女性のための相談、サポート、セカンドオピニオン専門事務所です。一生に何度も経験する訳ではないので、解りにくい建築や不動産の事。 転ばぬ先の杖としてご利用いただければ幸いです。
03-5935-8330
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