投資信託の選び方(5)−評価法 - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

小林 治行
株式会社コバヤシアセットマネージメント 代表
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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投資信託の選び方(5)−評価法

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  1. マネー
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  3. 資産運用・管理
シリーズの最終回は選び方とその評価です。


1.選び方
約2500本ある日本の投資信託を選ぶことは大変に見えますが、先ずは何を対象に投資をしようかと絞り込むことです。
日本向けか外国か、株式か債券かこれで4つに分類されました。
更に細かく分類されます。たとえば株式なら大型株か小型株か、債券なら安定を狙う格付けがAAAの物か、もう少し高配当を期待してBBBの物を狙うかなどです。

2.騰落率
投資信託では株式の配当に相当する分配金が定期的に出る物と、配当金を再投資に回しているものがあります。(配当金をインカムゲインと言います。)
又、これとは別に株式の株価に相当する基準価格があります。
(売却した時に利益が出たときに、キャピタルゲインと言います。)
騰落率は 現在の基準価格÷(受け取り分配金合計+購入時の価格)で算出されます。
購入時の販売手数料は別途扱いですが、毎年支払う手数料(信託報酬と言います。)は差し引き後となっています。
こうして3ヶ月とか6ヶ月、1年、3年、設定来とか表示されます。

3.評価情報
個人投資家にとっては評価データを集めて投資情報を得ることが一般的になってきました。有名なところではモーニングスターで、そのの評価が四つ星、五つ星を得ると、その影響は大きいと言われています。
但し、評価期間が6ヶ月以上であり、直近に発行された物は評価が出ません。
無料で見れるのは、Yahooのファイナンス−投資信託−個別銘柄を選択−レーティングを見る方法です。
試して下さい。

こうして投資信託の基礎知識を読んでもなかなか身につかないが現実です。やはり金額の多寡に関わらず、一度FPに相談して購入して経験を積むことが一番の勉強法のようです。