- 木村 和夫
- 有限会社 木村爽健 代表
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
ワタミの創業者 渡邊みきさんの記事を読んで思ったことです。
「私が社長だったら、こんな事態にならなかった。」
といった発言をして、若干炎上していますが、書かれていることには
おおむね共感できました。
ただ、経営者は頭脳といった表現には違和感がありました。
気功的な観点で会社を見ると
経営者は頭脳ではなくて、心臓と表現したほうが
適切だと思っています。
つまり、血液を全身に巡らせ、細胞を育て支える役目です。
目に見えませんが、社長のエネルギーや考え方、価値観そういった
諸々が会社内に巡ると思っています
作られる製品の質や、社員の行動にまで
知らないうちに社長のエネルギーが宿っていきます。
ですから、ワタミ創業者の渡邊さんが社長の間は
渡邊さんのエネルギーによって、見えない部分まで
色々な反応が起こっていたのだと思います。
ここで、社長のエネルギーが強いから会社が成長したと
単純に考えることができればいいのですが、
そんなに単純ではなさそうです。
実は、邪気が強くても経営能力が高ければ
会社は数字的には成長します。
ところが、会社内ではトラブルや問題が多発します。
社員の不祥事や病気、離職率が高いなど
悪い面も目立って大きくなります。
そして、社長自身の家族などにも問題が出てくることが
増えてきます。
たとえば、奥さんや子供に難病がでたり、
社長自身が重い病気になる。
子供がぐれて問題ばかり起こすといったことです。
つまり、表面的な数字の成長はあるのですが
全体的なバランスで見ると、いびつな成長が起こります。
ロッテの問題や、大塚家具の親子トラブルなどをみると
邪気まみれの人ばかりテレビに出ていて、
見るのもつらくなります。
「あー、やっぱりこういう人が社長や役員なんだ。」
と私としては、すごく納得感があるんですが。。。
中には致命的な問題が起こって、
会社が倒産する危険すらあるようです。
今回のワタミについても、創業者の渡邊さんが
色々な意味で、パワフルだったので、問題が
なかなか表面化しなかった。
ところが、社長を退任して他の人がなったとたん
今まで抑えていた問題が噴出して、評判も落ち
現在のような状態になったと思います。
ここからワタミが変われるかは、まさに
今の社長さんのエネルギーによるところが
おおきいと思います。
もし、再生できたとしたら、
渡邊さんの時代とは全く違う雰囲気の
居酒屋に変わると思います。
写真は、台湾阿里山ホテル。
このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- (東京都 / 鍼灸師)
- 有限会社 木村爽健 代表
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